遊星からのジェンダーX

住人


生まれたとき、看護師さんに抱きかかえられて

「女の子ですよー」

と言われたんだと思う。
日本ではなく南米の病院で生まれたので、
現地訛りのスペイン語で言われたんだと思う。
なんで女の子だとわかったのか。男性器が付いてなかったから。
このとき内性器や性染色体を確認したかどうかまでは、わからない。
僕が性別検査を受けるのはもっとずっと後、17年後のこと。

—————————

とりあえず女の子ってことで女の子の名前、服、おもちゃをあてがわれた。
アルバムを見返すと、ピンク地にスマイリーのシャツとか着てて(ウォッ…?!)
と二度見する。
南米には3,4歳ごろまでいて、それから日本の保育園に入った。
僕と歳の近い従妹がバービー人形で遊んでるのに、なんで僕は興味を示さないのか、親は戸惑ってたらしい。
いやいや、なんでって、まずバービーのあのデザインが近づきがたい。
さらに、その細長い女の子の人形におしゃれな着せ替えをするという。
よ、よくわからない。
バービーからは距離を置き、それよりポケモンのぬいぐるみを使ってごっこ遊びをはじめてなぜか大ハマり。フシギダネやゲンガーを振り回し、保育園では男の子たちとチャンバラ三昧、手あたりしだい棒になるものを振り回していた。気になってた女の子が二人いて、遊んだ内容は覚えてないけど二人の名前は覚えてる。
この頃自発的にやってたことって、遊ぶこととお菓子食べることくらいだったんじゃないか…?

小学校に上がると、自動的に赤いランドセルを背負わされた。
(あれ?)
小学校という収容施設で6年間、僕は赤いランドセルを背負う。

黒じゃなくて赤を。


例外で、変わった形の茶色いランドセルを背負っている子がいた。
親が選んだらしい。別に茶色は好きじゃないけど、黒でもなければ赤でもない選択ができるその子が羨ましかった。

同級生に不良少年がいて、一緒に校舎を脱走して楽しんだのを思い出す。
まだ6歳か7歳そこらながら、相棒だと思ってた。(引っ越しちゃったけど…)
この頃僕は工藤新一くんになりたかった。コナンくんの大きくなったやつ。
そのためにはサッカークラブに入らなければならなかったけど、クラブにはなぜか男子しかいないし、僕はなぜか男子ではないという、この二重の謎を解くことは遂にできなかった。
しかしたいして引きずるでもなく、放課後は公園で遊ぶ。
公園じゃない日は誰かの家でゲーム。

茶色いランドセルの子とは仲良くなって、彼女の家に遊びに行くと少女漫画の雑誌を見せてくれた。
その内容は……

ちょ?!これキス…?してる? うっわ、キスしてるやん!

ドエロいやん

ご想像いただけますでしょうか?僕の受けた衝撃を。
だってその当時僕が何を読んでたかって、コロコロコミックですよ。
星のカービィのコミカライズとかですよ。
それが同時期に親友は、なんか八等身の美化された男女がキスとかしてる漫画を読んでいた。そこまで進んでた。新一くんと蘭ちゃんだってまだそこまでいってない(未確認)のに。度肝を抜かれた。
バービーといい少女漫画といい、なんでキャラクターがこんなに細長いのか…?
ポケモンとカービィの丸っこさに親しんでいた僕の目には、異様に映ったのも仕方ない。


そうこうしてるうちに、高学年になる。
私服はナイキやアディダスなどのスポーツ系の青や黒を好んで着ていたと思う。ピンクは身に着けないけどなぜか因縁のある色で、ピンクパンサーが大好きだったり、成人してから熱狂したアイドルのメンバーカラーもピンクだったりする。
おジャ魔女どれみには興味が持てなかったけど、ギャラクシーエンジェルにはどハマりした(オート は ちょうしんキャラ への ていこうかん を こくふく した !)
ただ髪は長かった。おろすととても女の子っぽかったので、いつも一本縛りにしていた。こうすると、正面からはショートに見える。本当は切りたかったけど、切る勇気がなかった。髪が長いと女の子たちがいじりに寄って来る。意味もなく梳られたり、三つ編みをされたり。やや複雑な気分になるけど、女の子に触れられること自体は悪い気がしないので許していた。思い出すほどに幼少期の自分が下心あふれすぎで悲しくなるけど、これはまだ序の口である。

小学校高学年となれば、性教育が始まる。
生理や精通の授業は男女別。お互いが何を教えられたのかよくわからなかった。
女の子には生理が来るらしい。
―嫌だな、来なくていいよ。 ―というか、来ないんじゃないか?
僕はランドセル赤いし髪長いし女の子の名前だけど、
そんなの自分で選んでないしね。生まれて早10年経とうとしてるけど、
「お前は女の子だ」って自動的に、全方向から、指定されてきたけど、
どうしてもそうは思えないし。
だって僕は新一くんになりたくて、蘭ちゃんとか灰原さんが気になるんだよ。
一日でいいからタッキー(滝沢秀明)になってみたい、
もしくは深キョンの愛犬(メロンパンナちゃん)に。
ところがクラスの女子はモー娘。のゴマキ(後藤真希)になりたかったり、
ジャニーズJr.の誰か(名前わかりません…すみません…)が気になるんだって。

そう。この頃の僕は
「女の子を好きになるのは、やっぱり心が男である証拠」だと思っていた。
この間違いに気付くのはもう少し後になってから。

※性自認(心の性)と性的指向(好きになる性)はそれぞれ別の概念です。
 混同しがちであります。


もし生理が来なければ…
まだ女の子って決まったわけじゃない。
まだ胸は膨らんでないし、僕の身体は実は女子じゃないかもしれない。
男性器が付いてないのは、何かの間違いで成長が遅れてるだけかもしれない。
もしかしたらほら。ほら、もしかしたら。
胸はこのまま、平らなままかも。
男性器は ”まだ” なだけで、これから生えてくるのではないか?
この身体が本当は男子かもしれない可能性が、まだ、残されているのでは?
そうじゃないというのなら、

( そんなのは悪い冗談としかおもえない。 )



僕が小学校6年間通して好きだった子はいわゆるぶりっ子(死語?)で、
わざとらしい女の子らしさが、なんかツボに入ってしまった。
僕はその子と一緒にいる時間を最大限延ばしたいがために、合唱部に入った。
別に合唱が好きだったんじゃなくて。まぁよくあることですね。
貧弱な腹筋で、音程はずれてるかさえわからん声量で、それでもがんばって練習には出ていた。
がんばると大会に行ける。大会に行くと、東京まで行けば宿泊。

そうです、宿泊です。

互いの家でお泊りとかはしたことなかったので、
宿泊ったらビッグイヴェントです。
どういう手段を使ったかは覚えてませんが、まんまと彼女と同じ部屋で泊まれることになりました。3人部屋でもう1人いた(誰だっけ…)
なるべく精確に回想すると、僕は興奮で汗びっしょでした。
一緒に!東京のホテルで?!泊まれる…!うひゃひゃ!
当時11歳だったと思います。終わってます。

ホテルの部屋に着いてしばらくそわそわ。
笑い声がしました。
…なんだろう?
その子がトイレから出てくるなり、戸惑う僕に向かって満面の笑みを浮かべ。
超嬉しそうに、言い放ちました。


「〇〇ちゃん、トイレ… 流し忘れてるよ~~」


 えっ? …あっ…

——————————

小学校時代はだいたいこんな感じで過ぎていった。
振り返ってみると能天気なもんです。
性のことなんて一要素でしかないし、おもに遊ぶことで忙しかった。
おかしいなと感じることはあっても、遊んでればあまり深く考えずに済んだ 。

それでも学年が上がるにつれ、男子と女子の区分はますますはっきりしていく。
<男子は男子であることを、女子は女子であることを自覚する>…らしく、
<男子は女子を、女子は男子を好きになる>…らしかった。
明らかに僕は、その多数派からはずれてるみたいだった。
でもあんまり気にしなかった。
僕が女の子を好きだろうと、男の子っぽい恰好をしようと、周りは「ちょっと変わってるね」程度の反応で、そのことで直接罵倒されたり暴力を受けたりしたことはなかった。

だからこのあと襲ってくるあらゆる問い、

〔自分は何者で 社会や世界の現実とはどんな関係で 具体的な将来像は〕

―にたいして自分が無防備すぎることにも、まだ気付いてなかった。



——————————-

僕は今まで、内向きに文章を書いてきました。
自分を振り返ることはあってもそれを人に伝わる形にして公開することは、
先送り、後回し、押し流してきたと思います。
だけどおどりばという機会が巡ってきたので。
だれも読まなかったとしても、だれかに向かって文章を書いてみる。
内向きに煮凍ったものを、外向きに焙りだす作業、
公共の、ネットの片隅で、自分を振り返る。

撮りっぱなしで何を映したかも忘れているネガ、
そろそろ現像してみよう。


さて <下心まるだし小学生篇> の続きは、 <進退窮まる中学生篇> となります。
ですが、書きたいことは他にもあるので次回にはならないかもしれません。
映画の予告篇はナレーションもテロップもほぼ付いてない、曖昧なやつほど気になるほうです、個人的に。

最後に部屋番号に関して。
住人のみなさんはなにかしら番号に由縁があるようですね。
僕は遅れて入居したので、すでに好きな番号は埋まっていました。
なので特に言うことはないと思っていたのですが、ひとつだけ接点ありました。

27号室の27歳、オートです。
正体は、ゾンビです。

オート

Xジェンダーのゾンビでコーヒー淹れたがりのカラスラヴァー。

プロフィール

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  1. ワタナベワタナベ

    文章よみました。もう二回よみました。
    文章がほんとうによかった。すきです。

    自分の身の回りというか普段接している人は、今まで、「男性」か「女性」しかいませんでした。心と身体の性が合致していて、異性が好きな人しかいなかった。自分もそうです。テレビを点けバラエティ番組を観ると「オカマ」や「オネェ」のキャラクターであるタレントが、よく出ています。自分の身の回りには、「男性」「女性」、テレビ番組にでてくる「オカマ」「オネエ」タレント。そのくらいしか「性」が身の回りに存在しなかった。それが全てではないということは「情報として」自分の中にあるだけで、自分の人生の中で、いま自分の身の回りにありふれた「性」以外の人とは、会うことはないんだろうなぁと勝手に思い込んでいました。自分の思い込みが極端だったと今となっては思っています。

    昨今は昔と異なり、色とりどりなランドセルを背負うこどもが街にいて、多様性が認められ始められているなぁと思います。でも認められて当たり前で、大人だって、車の色やスマホの色を自由に選んでいる。それをなんで今まで大人は子供に2色の中から選ばせようとしていたのか。理屈の通っていない風習やルールは廃れていってほしいなとよく思います。自分が保育園の年長の頃、青色のランドセルが欲しいって、親に泣きついたけど、「黒じゃないといじめられちゃうかもよ」とか「男の子は黒の方がかっこいいよ」とか、そんなくだらない理由で、押さえ込ませられてしまいました。これが生まれて初めての理不尽に出会った記憶です。

    「多様性」が認められ始めているけど、そうではないのかもしれない。未だにトイレは男性用と女性用しかない。書類では男か女のどちらかに丸をしなければならない。女性はストリート系の格好をしてもいいけど、男性でスカートやワンピースを着ている人は、周りにはいません。僕はコロコロコミックやカードゲームが好きでしたが、「どうぶつの森」も大好きでした。周りには、女の子しかやってる人がいなかった。での女の子の輪に自分は入ることができなかった。ぐぬぬ、、と思いました。自分は野球をしていたんですが、相手チームにヤジを飛ばしたり、根性や努力や比較やマウントの取り合いが大嫌いでした。僕の身体は大きいけど運動神経がなくて、それを周りから変に言われることも嫌で、野球はやめてしまいました(身体大きいから運動できるし力もあるだろ?ってよく言われてきたけど、いや、そうでもねえぞ???ってよく心の中で反論していました笑)。

    コメント書きすぎてますね。そのほとんどが自分語りになってしまいました。申し訳ないです。話したくなっちゃった。あと、いま自分も27歳です。27歳。自分は1991年生まれで来月28歳になるので、もしかしたら年は違うかもしれませんが、それでも近い。こどもの頃に読んだ漫画であったり、遊んだホビー、もしかしたら近いかもしれませんね。いま、パッと思いつくのは、ポケモン、遊戯王、ベイブレードです。最初は水タイプのポケモンを選ぶタイプの人間です。ドラグーンビクトリーにマジックで色を塗り「ぼくのさいきょうかっこいいドラグーン」にしようとしたら、うまく色が塗れずに後悔しました。

    本当に長くなって申し訳ないです。先日は一緒にお話しできて良かった、良い時間だったなーと思います。オートさんは、人を「そのままの人」として見て、話を聞いてくれたと感じました。僕もオートさんを「そのままの人」として接したいな って思っています。また是非お会いしましょう。おどりばの記事、これからも楽しみにしています。

  2. しぶや

    あえてこちらで。
    楽しく?読ませていただきました。
    エッセイうまいなぁ本読んでるね(^-^*)
    たまに発生する逸脱も絶妙で文章に良いリズムを与えていてたまらない。これ計算!?
    「そうです、宿泊です。」が甘酸っぱいです(>_<)ノ
    自分も好きな人のとなりの席をゲットするために手持ちの全能力と策略を駆使してたのを思い出しちゃった。

    自分の過去を振り返りオープンにしていくことは苦痛を伴うし、勇気のいるイニシエーションだよね。
    この作業を経てオートが獲得する形のないものに想いを馳せています。スイカ片手に(^_-)

    オートのパーソナリティ形成の原点が詰まった魅力的な文章でした。
    おかわり希望(*ゝω・*)ノ
    楽しみにしています。

    • オートオート

      しぶやさん!
      コメントありがとうございます。
      本はもっと読みたいです、今が浅漬けだとしてぬか漬けを目指したいです(??)
      書いてて、なんかこれギャグとシリアスのミルフィーユになってるなと気付きました(笑)
      好きな人のとなりをゲット!策士ですね。
      思い出してみると、まだ物心つくかつかない頃からそういうのありましたね…
      外出先できれいなお姉さんを見つけるとわざと軽くぶつかっていって、あっごめんなさい!と謝る遊びをしてました。
      幼児相手なのでたいてい笑って許してくれるのをいいことに、内心えへへとしているクソガキでした… クレヨンしんちゃんか?(笑)

      最初は全然違う内容にしようかとも思っていたのですが、結果的にこれにしてよかったです。
      書いてみて、自分について色々発見がありました。
      そう言っていただけるとうれしいです!!
      僕のために書くものでよかったら、楽しんでいってください(^ω^)

  3. オートオート

    ワタナベさん、コメントありがとうございます!!
    お返事が遅くなってしまい申し訳ありません;;

    >自分の身の回りというか普段接している人は、今まで、「男性」か「女性」しかいませんでした。
    小学生のころ僕も、そう思っていました。
    中学生になってからネットを使いはじめて、そこで僕と同様セクシャリティに悩む人たちを見つけるまでは。
    冷静に考えたら、身の周りの人ひとりひとりに「あなたのセクシャリティは?」って確認してきたわけではないので、
    その人が「男性か女性」だったかは、わからないんですよね。
    AB型の人、左利きの人がクラスにいるように、性的少数者もそのくらいの割合でいると言われているので、見えなくても周りには確実にいたと思うんです。

    テレビの「オカマ」「オネエ」を観ながら、ああ僕も将来は新宿2丁目で水商売をするしかないのかなぁ、アルコール耐性つけるの大変そうだなぁ、夜勤で体に負担かかりそうだなぁ、、、と、暗澹とした気持ちになりました。ロールモデル、無さすぎですね。
    タレント業をしている方の中には、トランスジェンダーの人もトランスヴェスタイトの人もいて、最近はアインデンティティを自称しはじめたりもしてますね。
    え?トランスジェ…?ヴぇ…?… ややこしいわい!
    って感じですが、現にあるものなんですよね。
    現実に合わせて概念を言葉にすることで、人をよりよく知ることができると思います。
    その人のことを、自分のことを。
    長らく混同され、笑いの対象になってきましたが、そんな差別的風潮こそ廃れるべきものとして最近は非難もされるようになってきました。いいことだと思っています。

    「情報として」知っていたけど…その感覚、よくわかります。
    LGBTQに限らず、いろんなとこで痛感します。
    「直接知り合う」って、漠然としたイメージにではなく「現実に触れる」ことなので、同じ情報でも生(なま)なんですよね。
    カミングアウトする方もされる方も、お互いに現実に触れる機会になります。
    社会的状況としては残念ながらまだリスクを考えざるを得ないので、する方は「しにくい」のですが。
    だから僕は僕で、セクシャリティに限らず相手が「伝えにくいけど伝えたいこと」を受け入れる態勢を作っておくといいのかな、と最近思います。
    相手にとって「伝えやすい相手」になりたい。簡単じゃないけどやる価値はありそうですよね。

    今のランドセル、カラフルですよね!
    なんならリュックやトートでもいいのに、なんでランドセルなんでしょうね。
    「なんで」って聞いても「みんなそうだから」「昔からそうだから」…答えになってないですよね(笑
    「多様性」はあちこちで謳われていますよね。言葉は力を持つことも、独り歩きすることもある。
    知人に「いま“過渡期”なんだろうね」と言われて、はっとしました。
    長野市は多目的トイレが多くて、ユニバーサルタウンマップという地図で探せるようになっています。
    また長野県教育委員会は今月、高校入学願書の性別記入欄を廃止しました。
    この間までなんとなく続いてきたこと、当たり前だと思われて見直されなかったこと、見て見ぬふりをされてきたこと。
    そういうことが僕たちを抑えつけて生きづらくするのなら、変えるしかなくて。
    でもそれには勇気がいるし、怖いし、疲れちゃいそうだし、で結局楽なほうへ流されてしまう。
    だから気負いさせずに、思ったこと言える空気をつくるのって、いかに大事かと思いますよね。
    「おかしい」って言うことを諦めさせない空気。
    徐々にでも、変化を積み重ねていけるといいですよね。

    メンズスカート、メンズワンピって最近はあるみたいですね。調べてみるとモード系でいい雰囲気。
    デザインやサイズが兼用(ユニセックス)なのもずいぶん増えてきたなと思います。
    昔のものでも、道着袴なんて男女同じデザインだけどロングスカートっぽいし。
    「どうぶつの森」僕もやってました!ワタナベさんの周りにも、同じ思いをして言えなかった男子がいたかもしれませんね。
    野球はそれだけ聞くと、THE体育会系の男社会って感じですね(笑)決めつけもいいとこ…
    僕も1991年生まれですよ!
    水タイプを選ぶの僕もです。ゼニガメ!カービィはアイスのコピーが好きすぎてなんでもかんでも凍らせてました笑
    魔法陣グルグルとかも読んでましたね。懐かしい…そしてほっとんど覚えてない…笑

    たくさん書き込んでくださってうれしかったです!
    こちらこそ返事が遅く長くなってしまって、すみません。
    またお話ししましょう!「そのままの人」同士で。よろしくお願いします。

  4. うめこうめこ

    やっと読めました。

    カミングアウトします。気分を害されたらすみません。りあるおどりばの前の日にやりとりをして、一人称が僕だったから男性だと思っていました。現れたご本人は中性的な外見だったけど、女性だと思いました。そして、自己紹介のときに住人のページを見て、Xジェンダーという言葉が目に入って、戸惑いました。

    怖いんです。昨今、セクシャルマイノリティという言葉をよく聞くようになって、私の周りにも該当する人は何人かいました。でも、知る度に、もし彼らを不快にするような言葉を言ってしまったらどうしよう、私の中に蔓延る、セクシャルマジョリティとしての価値観が、彼らを傷つけてしまったらどうしよう。こんなことを考えてしまうことこそ、もっと彼らを窮屈にしているのだろうか。

    あの日も、そんなふうに心がざわついてしまいました。

    心はざわつくし、席の位置も微妙な距離だったし、すごくクールな印象だったので、このまま話せないかなと思っていたのですが、二次会で少しお話ができたとき、終わったあとに連絡下さったとき、私のバイト先にも来てくださったとき、そのあともわざわざ連絡下さったとき、じわじわと、ああ、かわいいひとだなと思ったんです。(ごめんなさい、とっても失礼なことを言ってるのは分かっているんですけど、愛を込めて、この言葉を選びました。)

    とにかく、私、オートさんのことすごく好きです。そして文章を読んで、さらに好きになりました。もっともっと、オートさんのことを知りたいです。続きも楽しみです。失礼かつ気持ち悪いコメントしてすみません。どうか、嫌いにならないで、、、お願いします。

    余談ですが、私も合唱部でした。宿泊、、、!のくだり鮮明にイメージできて笑ってしまいました。

    はぁ〜〜〜〜〜〜オートさん好き〜〜〜〜〜〜これ次会う機会にめっちゃ恥ずかしいやつだ〜〜〜〜〜〜嫌いにならないで!!!!!!

    • オートオート

      うめこさん…!
      コメントありがとうございます…!!
      これから打つ文字が赤らんでたらすみません… はい、あの、、、ドキドキしてます(笑)

      まずはカミングアウトしてくれて、ありがとうございます。
      お話してくれたうめこさんの戸惑いや不安、僕にも想像できます。
      セクシャルマイノリティにたいしては、僕は自分が当事者なので構えることはないのですが、
      他のマイノリティの方にたいしては同じざわつきを覚えることがあるので、ほんとによくわかります。
      見聞きしたことはあっても、目の前で対面したときどう向き合えばいいのか、わからなくなる。
      普通でいいのか、でも傷付けてしまわないか怖い、そうして迷ってためらっているうちに、居心地悪くさせてるんじゃないか…
      どうしたら、どうやったら、お互い自然に話せるんだろう。

      りあるのときは気を遣わせてしまいましたね。申し訳なかったです。
      相手が傷付くんじゃないかと想像できるのはうめこさんの優しさだし、
      そのことをこうしてコメントにして伝えられるのは、うめこさんのさらなる優しさだと思います。
      伝えてくれてすごく、すごくうれしいです。
      全く失礼じゃないし、嫌いになるわけないし、うれしさのあまり頭ポップコーン状態(?)です。
      うめこさんのコメントによって、ここ2年くらいの「僕なんて僕なんて…」という鬱積が吹き飛んだ気さえしました。
      「僕なんて」とうつむくあまり、気になる人と目を合わすのも難しかったけど、
      気になる人が僕を気にしてくれた今、願ってもない現実に軽くふるえています。

      あ、でも、
      恥ずかしいのは恥ずかしいですね、
      公のコメ欄でこんなやりとりをするのは(笑)

      うめこさんも合唱部だったんですね!では僕からもカミングアウトを。
      うめこさんの声質がいいなと思ってました。あと手がかわいいなと思ってました。
      気持ち悪さでは負ける気がしないので大丈夫です(笑)
      こちらこそ嫌いにならないでください。。。_(._.)_

  5. しえさんしえさん

    来月27歳になります!しえさんです!(謎の年齢近いアピール)
    楽しみにしていたオートさんの記事、7月後半からとても忙しくなって、
    ほぼほぼひと月近くたってから拝読いたしました。

    軽快でついつい読み込ませてしまう書き口に嫉妬しつつ、
    その内容に思わずコナンくんが映画「ベーカー街の亡霊」で取っていたホームズのポーズになっていました。
    私は今でこそ自分の性を受け入れてますが、幼少期は戸惑っていました。
    幼稚園のころ、周りの女の子たちが素敵な浴衣を着ているのに対して、
    浴衣は嫌だと泣きじゃくり、甚平を着せてもらったり、いわゆる女の子的な格好に徹底抗戦の構えでした。
    (でもなぜかおもちゃの類は女の子向けもそれなりに楽しんではいたようです)
    15歳を超えたあたりからだんだんと自分の性を受け入れられるようになっていったように思います。
    自分の性別の揺らぎが落ち着いたら今度は性的指向が揺らぎ始めました。
    それはそれでバイセクシャルという言葉を知ってすとんと腑に落ちたので割と早くに落ち着きましたが…。
    って気が付くとオートさんの記事への感想ではなく自分語りを始めてしまっていたことに脳内大反省会を始めました。

    先日お会いした際、すこし、性別が気になるとは思ったものの、
    それ以上に雰囲気あるなとか、人として気になる方だなと思いました。
    というかあれです、、、
    私の拙い話をとても丁寧に聞いてくださったのでいい人だ!絶対!と単純なので思ったものです。
    ともあれ、オートさんの今後のおどりばの記事も楽しみですし、
    またお会い出来る日もとても楽しみにしております。

    • オートオート

      しえさん!
      コメントありがとうございます!うれしいです!
      僕も9月生まれで、来月で28歳になります。27号室との唯一の縁…もう切れます(笑)

      しえさんの経験を聞かせてくれて、ありがとうございます!興味深く読みました。
      浴衣と甚平も男女はっきり分かれていますよね。実際は人の性自認は二択ではないのに…
      典型的なデザインでもせめて着たい人にサイズを合わせるとか(ZOZOスーツみたいな)
      もっと中性的なデザインや色使いが増えればいいと思います。
      セクシュアリティは揺らぐものだとして、セクシュアル・フルイディティ(性的流動性)という概念もありますね。
      しえさんのおっしゃるように自分で自分の性をだんだん受け入れていくことが、自分を知る一過程になるのだと思います。
      なので自分語りは大事です(笑)
      僕の記事を読んでしえさんが性について思い巡らせたりしていただけたのならうれしいですし、コメントにして伝えてくださって僕は尚更うれしいです。
      なので反省しないでください。反省会、打ち切らせていただきます(笑)

      性別よりも人として気になる…そんなことを言われたらデレます(笑)
      しえさんは優しい方で、しかも僕としては興味ど真ん中の映画にもろ携わっている方だったので、(日本語…)
      りあるいどばたのときはがっついてしまいました、、、その節は失礼しました。
      その後しえさんの記事を読んで、ますます気持ちが募りました。
      僕もしえさんにまたお会いできる日を、心待ちにしています。