2019年宇宙羊の旅

住人

アポトーシスとは、多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種で、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、管理・調節された細胞の自殺すなわちプログラムされた細胞死のこと。
多細胞生物の生体内では、癌化した細胞(そのほか内部に異常を起こした細胞)のほとんどは、アポトーシスによって取り除かれ続けており、これにより、ほとんどの腫瘍の成長は未然に防がれている。

―wikipedia


今回は前回の記事の続きを書こうとしていました。
内容は自分の過去を振り返るものでした。
これでは何も言ってないに等しいのでもう少し具体的に言うと、
過去のトラウマを引きずり出していい加減成仏させたろう計画٩( ‘ω’ )و でした。

トラウマって、回想したくはない。
ただ放っといて消失するものじゃないし…克服とは言わなくても、軽減ぐらいしたい。振り返ることじたい抵抗覚えるし、絶対苦痛を伴うのはわかっているけど。だけど書き出せば過去を(少しは)清算できるような気がする。
…その根拠は?わからん…ʅ(・.・)ʃ
前から先送りにしていた儀礼。振り返って自分毀すくらいなら、放置しとこ。もう十分遠ざかって安全だと思える時間が経過してから、そのあと書きたくなって書けたら書けばいいんじゃない、ねんねんころり。

そう思ってたけど、おどりばでもらったコメントを読んで考えが揺らぎました。いま書かなかったら、僕ずっと書かなさそう。…あー、…書かなさそう。
安心して書こうと思ったその時には、大事なことまで消失…忘却…していそう。
しんどそうだけど、でもいま書いてしまえば楽になれる…?
楽に………

楽になりたいいい加減楽になりたいまじで

っということで書くことにしました。
そして書き出し10分でぶち当たりました。

うわしんど いやわかってた だけど書かないと
楽になるためだ。耐えろ。…うげぇ
いやきつい。いやだ、やめたほうがいい。…うううん、ごまかせごまかせ
ひつじさんをかぞえて。いち、にぃ、さん、、、ぐぇ
……..なんの、ために。なんのためにこんな「「楽になるためダァァァァァ
よん、ご、っろく…フゥゥゥ…闘え闘うんだ「自分のために」ふgggぅ
7 8 9 10 生き残ってやる11 12いきのこっ 13(ボコボコ。o○

… …いややめろ、もういい …こわ れ る わ ww w

ひつじさんがいちじゅうひゃくせんまんおくのうちゅうひつじさんが



オェ _(´ཀ`」 ∠)_
       
【ピーーーーーーーー】


❀~ただいま不適切な映像が流れましたことをお詫びいたします~❀

… … …

昇華できない、消化できてない
暴風雨が襲い、川が氾濫して、
溺れて流されそうになった日の記憶がよみがえって、
気が付くと僕は瞳孔を開き声を荒げていた
「いまも許していない」
叛乱する感情
それから不調をきたした。ああ、だよね。
やっぱり僕はまだこのことを書けないし、語れないんだ。身体に障る。
「自分のために」書こうとして、シャープペンシルの先で穴を開けている。
やめよう。いったん手離そう。

ヘリコプターと救急車の音がしている。「誰かを助けるため」の音が。
…それで、「僕」は、ここで何をしている?…

απόπτωσις
apoptosis
アポトーシス

「プログラムされた細胞の自殺」

 …………
    …ああそうか
僕はあまりにも過去に囚われすぎている。
まるでがん細胞のように、しつこく僕の記憶に生き続ける過去。
冷静に考えたら、おかしくないか?
今生きているのは”今の僕”のはずだ。…
過去はたんなる過去のくせに、本体である”現在の僕”を消耗し、侵略しようとしている。
逆転するべきだ。生き残るのは”僕”だ。いつのまに、なんだこのありさまは……
いやいや、冗談じゃない。
わざわざ「これは困難な儀礼だ」とか言って、越えにくいハードルを自作自演してみたり。
儀礼ってなんやねん ――ただのハリボテじゃねぇか
宇宙羊を数えながら、自己催眠にかかっていた…
目を覚ますには、ただ認めるんだ。
お前は過去にすぎないんだって、ただ認めるだけでよかった。
かっこよく昇華したいのは自己満足の問題で、それも別の話だ。
まず肝心なことを確認していなかった。
トラウマそのものは過去であり、僕が労力をかけて殺さなくても既に死んでいるってこと。
このゾンビ野郎―― 起死回生するのは僕、お前は既死壊生、
この苦しみが生きてる実感だと勘違いしていた、夢遊病の徘徊者。
自分でかけた縄だ、自分で解いてみろ。目を覚ましてから寝ろ。


蝶になる夢をみていた私はもしかして蝶で
蝶が人になる夢をいまみているのか

リバーシブルなのか



アポトーシスってなんか、他に似てる響きの言葉なかったっけ?
…ああこれだ、

オートポイエーシス (autopoiesis) は、1970年代初頭、チリの生物学者ウンベルト・マトゥラーナとフランシスコ・バレーラにより、「生命の有機構成 (organization) とは何か」という本質的問いを見定めるものとして提唱された、最先端のシステム論である。主観世界すらも説明可能なシステム論であり、生命の自律性に対する言及が不可能な以前のシステム論の限界を突破することに成功している。

にゃるほど、わからん。
けど僕の名前が入ってる。


なお、オートポイエーシスという語はギリシャ語で自己製作 (ギリシャ語で auto, αυτό は自己、poiēsis, ποίησις は製作・生産・創作) を意味する造語であり、日本語ではしばしば自己創出、自己産出とも書かれる。

自己創出。
自分で自分を創り出す。
当たり前だけど、トラウマだけが過去じゃない。
僕はどんな自分を産み出したいのか。
好きだったものを思い返してみよう。
一番手っ取り早いのは、Amazonのほしいものリストだ。
ほしいものを詰め込みすぎてブラックホール化しているリストから、すこしサンプルを採ってみよう。

~✵ここからは映画『2001年宇宙の旅』の
<スターゲート・シークエンス>を観るときの気分でご覧ください✵~

(映画未見の人はぜひ死ぬ前にレンタルショップへ行くか、ビデオ・オン・デマンドで観ましょう。もしご近所の映画館で特別上映しているようなことがあったら、他の予定は全部捨てて観に行きましょう)


ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF) ウィリアム・ギブスン
逃げてゆく鏡 (バベルの図書館 30)
怠惰の美徳 (中公文庫) 梅崎 春生
夜の旅その他の旅 (異色作家短篇集)
アウルクリーク橋の出来事/豹の眼 (光文社古典新訳文庫)アンブローズ ビアス
1001秒の恐怖映画 ホラー・ショートショート (創元推理文庫)井上 雅彦
逃避夢/焼け犬 藤谷 文子
林檎貫通式 オンデマンド版 飯田 有子
天国が降ってくる (講談社文芸文庫)島田 雅彦
世界は蜜でみたされる―一行物語集 飯田 茂実
魔法少女まどか☆マギカ公式ガイドブック you are not alone. (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
星匠 中野 シズカ
精密コマ NEXT-STARLIGHT (スターライト)
人体解剖図 ハードカバー ベンジャミン・リフキン
カラス飼っちゃいました 犬養 ヒロ
いったいどうした?セーラーとペッカ ヨックム ノードストリューム
九百人のお祖母さん (ハヤカワ文庫SF)R.A. ラファティ
死びとの恋わずらい スペシャルエディション [DVD]
眠狂四郎 DVD-BOX
ヘルハウス [DVD]
Fantasy!拾壱 モーニング娘。
へびいちごをめしあがれ 森 忠明
アリス・スウィート・アリス [DVD]
リヴィッド[Blu-ray]
あの頃映画 「吸血鬼ゴケミドロ」 [DVD]
性淘汰―ヒトは動物の性から何を学べるのか マーリーン ズック
教養としての官能小説案内 (ちくま新書)
ハンス・ベルメール写真集 (fukkan.com)
何もない遊園地 北村 正裕
きりのなかのサーカス ブルーノ ムナーリ
ウェイキング・ライフ [DVD]


以下略略略ry
      zzz…
        …sss 「さ よ う な ら」


金木犀のにおいがもう残りわずかで惜しいので、
手話のふりして必死でかき集めていると、
いつのまに夜空に砕いてわらいこぼしたような星々、
ふっと蝶が飛んできて、飛ぶさきに目をうつらとすがめたら、
催眠術かけられてくらむ
おひつじ座を教えてくれるのかと思ったがちがった
星座線ひと絡げにして時、が、くらむ、

(一体生きていたっけ ――― 気のせいだったのか)


「おいてかないで」

ほどけるほどける巻き時計

吸い込めそうなほど微細な(肺に入ったらやばそうな、)星屑のあわいに張り詰められた網――そのハンモックで転寝しているまにざっと十年うばわれ、

じっと十億の凝視


ぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶち
ぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶち
ぶちぶちぶちぶちぶち
ぶちぶちぶち
ぶち



聴こえるよ

やぶけるやぶけるハリボテーション


Apoptosis の語源はギリシャ語の“απόπτωσις”, apoptosis アポプトーシス:「apo-(離れて)」と「ptosis(下降)」に由来し、「(枯れ葉などが木から)落ちる」という意味である。



サイケ色の雨となり、
ブラックホールに落ちて、

会いにゆこう

オート

Xジェンダーのゾンビでコーヒー淹れたがりのカラスラヴァー。

プロフィール

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  1. ゆうりゆうり

    オートさんの絵のセンスと、文章のセンス、とてつもなく好きです。
    トラウマって振り返りたくないですよね。
    他人にも話せないし、話したところで分かってもらえない。わたしの場合はそんなことがトラウマなの?って言われるのが目に見えてるし、数個あるけど、どれも子どもっぽいトラウマだから。そもそも、わたしの抱えているトラウマは、トラウマじゃないかもしれない。だって、トラウマって、対処困難且つ、生死にかかわる体験、だから。わたしの場合は、甘えなんだろうな。
    短大の時に学んだ記憶では、トラウマって、氷みたいに冷たくて重いもので、それが、心のなかにずっといるんだって。そのトラウマが蘇ってきて起こす症状が、PTSD。
    そのトラウマを溶かして消化していくと、問題解決の糸口が見えてくるとか来ないとか。
    論理では分かっていても、いざ向き合おうとすると本当に吐き気というか逃げたくなりますよね…。
    オートさんが、少しでも楽になれますように…そのお手伝いが出来るなら、わたし、なんでもやります!ってわたしに言われても怖かったり「なんじゃこいつ」って思ったりするでしょうから…うーん…わたしも、わたし自身が目を背けてる問題から向き合う努力、します…!
    わたしが好きだったバンドの曲名にもApoptosisっていうのがあったな…と思い出しながら拝読しました!

    • オートオート

      ゆうりさん!いつもコメントありがとうございます…!
      いつもお返事が遅くてごめんなさい(;;)書かせてください!

      僕にとっておどりばが大事な自己表現の場になっているので、そう言ってもらえると本当にうれしくて思わず白目を剥いてしまいます(やめい)
      ここ1週間、自分がないがしろにされてるんじゃないか…と感じた場面で、(…でもゆうりさんからコメントもらったし!)と復活しました。
      ゆうりさんは人助け…ならぬ、ゾンビ助けをされました。
      いつか、ゾンビの恩返しをさせてください(コワイ)

      甘えとトラウマの境界…難しいところですね…
      記事を読んだ印象から、ゆうりさんは問題を捉えるときのバランス感覚に優れた方と想像しています。
      問題を矮小化したり、逆にむやみに膨らませたりもせずに、そのものとして直視できているような。
      僕にもその能力があったら、違ったんだろうと思います。
      当時は自分の苦しさを「甘え」だと認識して耐えようとしました。気が付くと、自分の手では修復しきれないほど壊れていた。
      そうなってから、ああ軽視するんじゃなかった、もっと早く自分を助ければよかった…と後悔しました。

      >トラウマって、氷みたいに冷たくて重いもので、それが、心のなかにずっといるんだって。

      氷なら、溶かせるかもしれないですね。
      なかなか溶けないのは、心が冷えきって、日の射し込まない地下みたいだからかもしれない…
      けど、ゆうりさんの言ってくれた言葉が、地下の天井をぶち抜いて空を見せてくれました。
      って記述してみても、何が起こった?って感じですが、
      ゆうりさんのくれた言葉はそれほど強力でした。直射日光を浴びて氷は、蒸発しだしています。
      こうなったら、氷の彫刻でも仕上げられないかな?と思案し始めています。
      その時は溶けきる前に、お披露目します。

  2. しぶや

    こんばんは

    会話では伝えきれないのでここをお借りします。

    個人的に素晴らしい小説って何回読んでも印象が違っていて、腹にしこりが残ってまた読みたくなるんだけど、オートの作品にはそれを感じます。

    表面張力ギリギリのようでいて、実はコントロールされていて洪水にならない。
    八方破れなようでいて実はどこまでも音楽的で、文章を目で追っていたはずなのにいつの間にか耳で聴いてるような気分になる。

    今回も繰り返しくりかえし読んじゃいました。
    好きな音楽をなんどもリピートで聴くように。

    金木犀の詩でキュンときて、中原中也の大好きな「月夜の浜辺」という詩を思い出しました。
    もうフリーで問題ないと思うので引用しちゃいます。

    月夜の晩に、ボタンが一つ
    波打際(なみうちぎわ)に、落ちていた。

    それを拾って、役立てようと
    僕は思ったわけでもないが
    なぜだかそれを捨てるに忍びず
    僕はそれを、袂(たもと)に入れた。

    月夜の晩に、ボタンが一つ
    波打際に、落ちていた。

    それを拾って、役立てようと
    僕は思ったわけでもないが
       月に向ってそれは抛(ほう)れず
       浪に向ってそれは抛れず
    僕はそれを、袂に入れた。

    月夜の晩に、拾ったボタンは
    指先に沁(し)み、心に沁みた。

    月夜の晩に、拾ったボタンは
    どうしてそれが、捨てられようか?

    次回も楽しみにしています(ゝω・)

    • オートオート

      しぶやさん!

      直接感想いただいただけでも溢れていたのに、コメントまでくれて。
      もったいない…と書きかけて、や、そうでもないなと思い直しました。
      なぜって、しぶやさんのコメントも繰り返し読ませる何かで組み立てられているから。
      もったいないなんて言って、出し惜しませたくないから!
      (ん?ほめあってる?…やだ、ほめあってる…)

      経験したことがないから想像の域を出ませんが、自分のこと書いて外に出すのって妊娠・出産みたいだなと感じています。毎月妊娠、毎月出産。
      文章を産んだあとは産みっぱなしで、人の子のように手をかけて育てたりはしませんが、
      読んでくれた誰かの中で、生きていてくれたりしたらいいな…とすこし思います。

      しぶやさんが連想して伝えてくれる作品、いつもツボです。
      「月夜の浜辺」、最高ですね。
      月に向っても、浪に向っても、抛れないボタン。
      階段の上へ昇るでもなく、下へ降りるでもない、
      袂がなんだか、おどりばと重なりました。

      いつもありがとうございます

  3. t tatsut tatsu

    オートさん

    素晴らしいセンスにいつも脱帽しています。

    草野心平の蛙を思い出しました。笑
    るるるるる…

    トラウマや悪い概念から逃れようとするときに、
    好きなものを思い出したい。
    それは同感でした。
    ただ、ネガたつ←のときには、
    その好きなものにこびりついた匂いや
    思い出や情景がまた振りかかってきて、
    振りはらいたい感情をむしろ呼び寄せてしまう時もあって困っています。
    でも、やっぱりそのダークネスが
    さらなる連鎖を生むのは本当なのかなあと。

    うつ病に罹患していたとき
    寛解気味になっていたころに
    なるべくマイナスにならないように
    心がけていたら、だんだんと明るい物事を
    引き寄せてきて、ああ、じんせいってのはいつも
    こうあるべきなんだなあ、そうはいかなくても
    負じゃなくて、正を大事にすると違う景色が見えてくるんだなあと、当たり前のことながら。
    オートさんの記事で思い起こしました。

    あと、アポトーシス。
    ギリシャ語、西洋古典を研究してた身としてはとっても懐かしいから、久しぶりに文献漁ろうかな。笑
    ありがとうございます。

    てぃーたつ

    • オートオート

      てぃーたつさん!

      コメントありがとうございます!
      てぃーたつさんからいただけるとは、、、うれしかったです。
      遅くなってしまいましたが、お返事させてください。

      草野心平、森茉莉が好きな詩人と聞いて手に取ったところまでしか記憶が…(・・;)
      蛙探しに図書館行ってきます!

      好きなものにこびりついた匂い。
      ちがうかもしれないけど、わかるような気がします。
      好きだったけど諦めて手離してしまったもの、
      好きなのに嫌な記憶の引き金になるから無視することにしたもの。あります。
      ほしいものリストの中にもそういうものが混ざっています。
      ああ「好き」がこんがらがってしまったな、
      単純な「好き」にはもう戻れないのか…と苦しかったり。
      けど本当にてぃーたつさんの言われるように、
      そのダークネスやコンプレックスからしか生まれえないものがたしかにあるし、
      今となってはそれをこそ見たくなっています。

      病気に罹られていたときのお話も、してくださってありがとうございます。
      視点をどこに置くか、ご自身でコントロールできるまでにだんだん余力を取り戻されたこと、本当によかったです…
      てぃーたつさんの記事は、するすると内面へ潜りこみながらもバランスを失わないところに魅せられます。
      お話を聞いて、その印象と重なりました。

      ギリシャ語がわかるのかっこいいです。。。
      てぃーたつさんが以前おすすめの本を紹介されていた時、文学のかおりにクラッ…ときてました、じつは笑
      西洋古典のお話、いつか聞ける機会があったらうれしいです!

      こちらこそありがとうございます!

      オート