2月

住人

最近、フリスビーに少しはまっている。

相手はシェアハウスの哲学科専攻のルームメイトだ。

彼曰く、フリスビーは贈与らしい。

世の中には贈与と交換の二種類があって、無償の贈与は交換よりも貴重で、社会に出ると大抵の人は大きな交換の歯車として動く。

フリスビーを相手に投げるとき、何かと交換はしない。だから、贈与らしいのだ。

例えば、愛は贈与、恋は交換。

だから、フリスビーイコール愛らしい。わかるようでわからないような、けれどわかるような気がする。

彼はフリスビーの最中もさまざまな思想を語ってくれる。

最近は推しの話が多くて、哲学が推しに押されて沈んでいるけれど。

その軌道は曲がるけれど、彼の思いはいつも真っ直ぐだ。多分。

忍田 広昌

プロフィール

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。