いつか映画をつくるときに入れたい台詞

住人

「ひとはたったひとりに届けたくてSNSをする」

「きみを攫いに来たよって言いたかった」

「笑うとき目尻に皺とかつくらないでもらっていいですか、普通に好きになっちゃうんで」

「この世界に、を枕詞に始まることばは信じないほうがいいよ、このことばも同様」

「東京タワーとスカイツリー引っこ抜いてチャンバラしたくね?」

「いやあいい天気すぎてすべておしまいにしたくなりません?」

「愛なんていらないから、優しくしてほしかった」

「全部嘘だよって言ったら信じてくれる?」

「救いの定義づけから一緒にやってよ」

「さみしそうな君が好きだった、もう平気そうだね、と僕がいえばまた君はさみしがってくれると思ったんだ」

「世の中に意味なんかないんだよ、私ときみ以外」

「やっほー元気?絶望してる?」

「生まれ変わってもきみと海沿いのデニーズでパンケーキが食べたい」
「気障すぎて」
「すみません」

「愛ってなんだと思う」

「それを知ることに何の意味が?」

「人は人と生きていくことしかできないんだよ」

「かなしいね、どうせひとりなのに」

「だからいいんじゃん、ひとりだから出会えるんじゃん」

「人生に意味がなくても生きていけるけど、君のいない人生には意味がないの、明日には忘れるとしても、今日一日だって耐えられやしない」

「言えなかった愛だって愛だよ」

「私はずっと、安心してひとりになりたかった」

「僕たちはいつか死ぬんだよ、今はモラトリアム」

「だからね、君の人生をすこしだけ、私にください」



※公開日、撮影日未定。大幅改定の可能性あり。内容と人生に関係はありません。著作権は今のところ私に属します。

どうにもならない夜は、こんなことを考えています。

しづく

夕暮れと夜の狭間で息をしています。 迷子のちっぽけな小説家です。

プロフィール

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