置き手紙

おどりばを退居することにしました。今までありがとうございました。

おとりばで考えたこと、感じたこと、痛みも救いも全部、いつか肯定できるように、

私は大切にしたいものを大切に、大切な領域を守りながら、生きていきたいと思います。

全部を文章にできるわけではない。全部わかってもらうことはできない。わかり合おうとしても、わかり合えないことがわかるだけ。この世界はそうやってバランスをとっている。それでも、痛々しいくらい必死に生きていた自分のことを、かわいそうだとは思いたくない。ちゃんと、幸せになるために生きていたいと思います。

それぞれの場所で、みなさんが幸せに生きていてくれることを願っています。

ご無事で。もし、これが永遠の別れなら、永遠に、ご無事で。

太宰治『斜陽』

しづく

夕暮れと夜の狭間で息をしています。 迷子のちっぽけな小説家です。

プロフィール

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。