恥ずかしい自分の話を徒然なるままに

わたしには誇りもプライドも自信もない。情けないなぁと思う反面、そんな自分が嫌いじゃないから困ったものだ。

わからないことがあったら素直にわからないと言えたり、謝るべき場面で抵抗なくごめんなさいが言えるところは、周りから見たら情けなく恥ずかしく映るときもあるかもしれないが、自分では気に入っている。

悪用もしている。学生である自分にプライドを持っていないから、授業は最低限の合格ラインを目指してもいいことにしていたり。どうせこんな自分は世の中で言われている成功というものには手が届かないだろうと、小さな成功に満足して大きな挑戦から逃げてみたり。

そんな自分が嫌いではない。

嫌いではないけど、自分と比べるとやっぱり周りは輝いてみえる。

学業やサークルや部活、人生のど真ん中にある何かに打ち込んでいるひとはまぶしい。

あきらめず夢を追う人から放たれる光でできた自分の影の長さにがっかりする。

復学して、授業もオンラインではあるが再開してきた。授業や課題をしっかりとこなすこと、と同じくらい、どうしても卒業後のことを強烈に意識してしまう。

ここ十数年、学生の自分しか経験がない。そして21年生きてきた結果こんな感じのぬるい人間になった。そんな自分が、世のため人のために立派に仕事をする未来が全く想像できない。いや、正確には、立派に仕事ができている未来が。

こう書くと、「別に世のため人のため、じゃなくてもいいんだよ。自分のためにお金を稼いだっていいんだよ。」と声をかけてくれる人がいるが、最近それもなんだかもやもやする。

たぶん私は今、何かに打ち込む人間にあこがれている。

いのちを燃やして輝く人間になりたいと思っている。

このまま終わりたくないと強く思っている。

でも現状甘ったれのすっとぼけ人間であることは事実で、そのギャップが苦しい。自分に自信がないし覚悟を決める心の余裕はないから、そんな生き方は絶対無理だと思っている。あこがれるけど無理。でもなりたい。いうだけはタダ。

今の正直で素直な自分と、芯を持って生きる自分（想像図）が共存できたらいいな。大きく自分を変えなきゃいけないと思うからハードルが高いのであって。

わたしより高い位置にいる人間には、こうしてぐだぐだともがく様子はおろかに見えるんだろうな。恥ずかしいな。でも誰よりわたしを見下しているのはわたし自身だね。ひとりで勝手にハードルを上げて滑稽だな。

少なくとも今このまま死ねないことは確かだから、どんな自分に進化／退化するかはわからないけど、もうしばらくゆらゆら生きようと思う。

わたしったら結局この記事で何を言いたかったんだろうな。わからないけど今月はこのあたりにしておいてやろう。