
18歳の春の書きかけ
18歳の春、大学生になった。 坂の上のアパートを借りて、一人暮らしを始めた。 窓からは隣のアパートの駐車場と、その向こうに街が見えた。 解放感と孤独感...
18歳の春、大学生になった。 坂の上のアパートを借りて、一人暮らしを始めた。 窓からは隣のアパートの駐車場と、その向こうに街が見えた。 解放感と孤独感...
3月、卒業旅行のシーズン。コロナで思うように海外に行けなかった友人の誘いでフィンランドとラトビアに行ってきた。私にとっては卒業“予定”旅行なんだけど。...
職場は残業シーズン。3月中は毎日21時まで残業。仕事後、義理のホワイトデーのお返しを買いに権堂の綿半へ行く途中、以前から気になっていたラーメン屋「桂林...
12年前の今日 明日が、そんなことになるとは思ってなかった。誰しもが。明日を、渇望するような時代でもなかったのかもしれないけれど、その中でも、明日を夢...
おどりばに入居して2年が経った。普通の賃貸なら2年で契約更新なので、この場で契約更新することにしました。 それにしても、苦手な文章力を鍛えようと、毎月...
「やめるときもすこやかなるときも、そばにいてくれる人」で在りたい、と思って生きている。 生きていると、どうにもならないことと出会う。ことばに到底できな...
わたしの名前は美しいと思うんだよね。バラを枯らすほどの効力があるんだ。きみの名前は在り来たり。でも、きみ自身はあらゆる才能の塊。どっちが幸せなのか、そ...
自分がこれから何がしたいのか、わからない。 昔、倫理の授業で「善とは何か」みたいなことを習った気がする。人間的に成長するとか、人の役に立つみたいなこと...
私は、こんなにくるしいときでも、誰からも気づかれないくらい自然に笑える人間だ、と気づいたとき。 相談しようと思っても、友人の顔を見た途端、冗談しか言え...
鏡に映らない。光を嫌う。そして、霧のようで、死ぬことなく永遠に生きる。 吸血鬼。 滅びたか。あなたは信じるか? わたしはいるって信じる。 吸血鬼の小説...