『おどりば』とはなにか、からはじめてみる。
人生は階段のように続いていく。
夢か、目標か、はたまた死か。なにに向かっているかはわからないけれど、霧がかった階段の先を目指している。
嬉しいこと。悲しいこと。出会いや別れ。ステップを登るたび、すごろくのマス目に一喜一憂するように、日々の刺激を受け止めていく。
そんななかで、ときとしてやってくる”一回休み”。ひと続きの階段にも、その途中には踊り場がやってくる。
悩み、憂い、怒り、葛藤。自分自身や現状に対する強い感情と向き合わされるとき、僕らは立ち止まる。しゃがみこむ。
自分自身との対話の時期。孤独で繊細な環境を、ゆるやかにつないでいきたい。自分と向き合おうとする人たちが、誰かを肯定しながら、自分を深めていくような場をつくりたい。
そんな願いを込めて、『おどりば』という仮想空間をつくりました。
主な活動としては、月に1回開催している『おどりばのいどばた』。この企画、ざっくりと言えば、問いを中心に置いた雑談です。
毎回異なるテーマを設定して、集まった人たちと一緒に考える場。日々の疑問、恋愛、働き方、死、お金…。おばけやヒーローをお題にしたことも。
主催 – 参加者の一方向的なイベントではなくて、僕らもあくまでいち参加者として。同じ目線の高さで、それぞれの言葉を尊重しながら輪を囲むことを大切にしてきました。
2018年5月から月1回のペースで実施してきましたが、この場を定例的に設けてきた理由には、僕ら自身が『おどりば』がどんな空間であるかを具体的にしていくためでもありました。そんな企画も、次回の2月開催で10回目を迎えます。
節目となるこのタイミング。みなさんに『おどりば』について知ってもらいながら、一緒にその意味を深めていけたらいいなと思い、次回のテーマを設定しました。
https://odoriba-idobata-10.peatix.com/
そして、この節目に合わせて、また新しいことをはじめます。それがこのサイトの運営(絶賛準備中)。サイトというか、僕たちはこの場をシェアハウスのようなものだと思っていて。
『おどりば』に集う人たちが感じたことや備忘録を書き留めていく環境にしていきます。今後は一緒に書いてくれる人、いわゆる入居者も募集していく予定ですが、まずは僕たち運営の3人が書いていきます。
僕ら3人が最初に書いていく内容は、『居場所』です。『おどりば』とはどんな場であるかを考えるにあたり、このキーワードが思い浮かびました。イベント開催の2/23までの期間中、それぞれ2回綴っていきます。お楽しみに。
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