興味や好奇心
https://research-er.jp/articles/view/93022
今回、正直書く内容がないな、と思っていた。
そんな時、たまたま上記の記事を見かけ、「あ、今回はこの記事について書こう」と思った。
記事の内容をすごく端的に言ったら「青春期に『興味や好奇心』を大切にしたい、と思っていると高齢期の幸福感が高まる」という内容。
この内容を読んで、ぼくはなぜか心に留まるものがあったのだと思う。
よく学校現場では「こどもの興味関心を大切に」という話が言われている。
でも、「興味関心」や「好奇心」とはなんだろうか?
話は変わるが、ぼくがよく困ることがある。
それは
「あなたの趣味は何ですか?」
という質問。
音楽は暇なときに適当に聞くくらいには好き。でも、特段このアーティストがというのはない。
登山もするにはするが、友達に誘われたら日帰りでさっといけるところに行くくらい。
‥‥‥
そこで、ぼくがよく答えるのは「ランニング」と「旅」。
でも、ランニングは正直趣味ではない。ただ中学から曲がりなりにも続けてきて、今でも「できる」というだけ。毎日走ってるわけではないし、最近はコロナの影響で大会もないため走らなくてもいいか、って思う日が多い。
「旅」ないし「旅行」
これは自分が好きなこと。
「旅」や「旅行」が好きな理由は人それぞれだと思うが、ぼくの場合、「刺激が得られるから」
自分の知らない場所に行き、知らない店に入り、知らない人と話す。
自分の知らなかった世界を知って、自分という世界が広がる感覚が好きなのだと思う。
でも、そのことに気づいたのは大学になってから。
さて、話は戻って。
ぼくの場合「趣味=興味・好奇心の所在」とすると「興味関心」や「好奇心」は概して「旅ないし旅行をすること」となるらしい。
でも、この「興味」や「好奇心」は当たり前だが一人一人違う。
体を動かすことが好きな人
音楽を聴くことが好きな人
絵を描くことが好きな人
鉄道が好きな人
ゲームが好きな人
‥‥‥
先日のsoshiさんの記事で、soshiさんは青春期に「バンド」という「興味」のあることを実際にやっている。
その意味でsoshiさんは高齢になっても幸せなのだろう。
でも、ぼくの場合はどうだ。
中学・高校と特に「これ」という趣味もなく、やることと言ったら部活か勉強。
今思い返しても「これをやりたい」と思って何かをした記憶がない。
でも、大概の人はそうではないだろうか。
今「先生」という立場でこどもたちとかかわっていても「私は○○が好き」とはっきり言える子は少ない。
ゲームが好き、という子はおおい。でも、その中にもほかに楽しいことがないから好き、という子も多いように思う。
となると、ぼくのように「興味」や「好奇心」が湧くものがない子はどうしたらいいのか??
https://www.persol-group.co.jp/ing/2020/20201015_6408/index.html
先ほどの記事と同じ、幸福学で有名な前野教授の別の記事。
このなかに教授の大学の学生の研究としているが「多様性が幸福度に影響する」とある。
多様な人とかかわるような人が幸福なのか、多様な人とかかわるから幸福になるのかはわからないが、少なくとも「多様性」は一つのカギらしい。
でも、確かにぼく自身も、大学、それも授業が暇になってきた4年生あたりにイベントに参加していろんな人と出会って「あ、ぼくもなんかしたい」という思いが湧いたし、それで旅や旅行に自分から行きたいと思うようになった。
何が言いたいか。
つまり、「多様性って大事じゃね?」ってこと。
でも、それがどうしても小中では難しいし、高校でもできる人はいても、そのためには自分から行動しないといけない。となると、大部分の人は難しい。
ぼくの場合、このおどりばはある意味「多様性の世界」と繋がっている一つの場所。
普段、生活していると正直思考が偏ったなかで日々を過ごしてしまう。
ぼくの場合、おどりばで何を話そうか考えることで、普段いる外の世界に目を向けられる。
何気ない普段の日々のなかに、普段とは違う風を吹き込んでくれる存在や場所は必要だと思う。
他の人に対して、そんな存在であれたらな、と思うし自分自身、そんな存在や場所を大切にしたいなと改めて思う。
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