KEEP ON RISING

手を抜いているように思っているけれども、
実は手を抜いているように見られない。
つくづく損だなあと思いつつ、得だとも思いつつ、
いや、これは損得の概念外の事象なのかと結論づける。

経験していないことに手を出すのはこわいことだ。
しかし、手を出さないことには、何も進まない。
結果、手を出して何も進まないこともしばしば。
つくづく損だなあと思いつつ、得だとも思いつつ、
いや、これは損得の概念外の事象なのかと結論づける。

何かをしたときって、たのしい。
何かができたときって、うれしい。
何かができなかったときって、くやしい。
何かをしなかったときって、むなしい。
何かを仕事に置き換えると、変人。
何かを趣味に置き換えると、万人。
何かを挑戦に置き換えると、狂人。
つくづく損だなあと思いつつ、得だとも思いつつ、
いや、これは損得の概念外の事象なのかと結論づける。

あぁ、なんだかなぁ。

ここは、思い切って損得で切り分けてみるか。

手抜きそのものは損なのか。
工数を減らせているのならば得なのか。
シンプルであるならば……？

経験していないことを観察するだけというのは損なのか。
手を出して頓挫しても得なのか。
何もしないのは……？

変人は損なのか。
万人は得なのか。
狂人は……？

あぁ、なんだかなぁ。

損得を成長に置きかえてみる。

手を抜いているように周りから見えたのならば、
それは力の抜き加減を会得できたという成長。

経験していないことに手を出しても成長。
手を出さなくても、危機回避の観点で成長。

さっきの何かを成長に置き換えると、超人。

あれ？ どうしてプラスに思えるのだろう。
成長って、便利な言葉なのだね！

その便利な言葉を、奥深くさせるために、
きょう、何と闘うのか。闘い続るのか。

おどりば2号室に入室して、はや半年。
わらって、本読んで、すなおになろうとして、落ち着いて。
自分は闘うことが好きなんだなあって。
闘い続けて成長することが好きなんだなあって。
きょうも、あすも、これからもきっとそうなんだなって。
ひっさびさにキャパオーバーした日々を乗り越えた結果、
しみじみと思う今日この頃であった。

追伸
これからも書き続けます。退居するわけではありません。
今後とも、よろしくお願いいたします。