ちなみに推しはジョージ(Mercedes)です。

住人

今月ももう後半戦です。私は8月が終わってしまったことをまだ許していませんが。気持ち的には9月はこれからなのですが。とにかく、働く私とても偉い。学校に行く私はもっと偉い。

頑張って言語化して残したいな、と思ったことがあったので久しぶりにこの場をお借りしようと思います。

10月7日から9日まで三重県鈴鹿市で3年ぶりにF1が開催されました。私が彼氏からF1を布教されたのが3年前で、満を辞して現地参戦となりました。

金曜日の練習走行、日曜日の決勝は雨で、晴れたのは土曜日の予選だけでした。記録として書き残しておくと、木曜日に長野に帰省して前泊。金曜日は朝早く長野を出て名古屋を経由して鈴鹿入り。カッパやチケットホルダーなど早急に必要なものを買った後にグランドスタンドへ。練習走行(FP)を見た後はお昼を食べたりお土産を買ったり、隣接の遊園地で遊んで名古屋の拠点に帰還。土曜日は予選を見てから前日迷っていたチームTシャツなどを購入した後名古屋観光。日曜日は決勝を見て名古屋帰還。月曜日はお昼から少し名古屋観光をして名古屋駅で各々の自宅(私は金沢)へ帰還(彼氏と一緒に名古屋来たのに駅で別れることのつらさ涙涙)。

3日間、世界中のF1ファンが注目する鈴鹿サーキットのレースを見られたのは本当に幸せでした。土曜日の予選で、今シーズン限りの引退を表明しているドイツ人ドライバーのセバスチャン・ベッテルを推しチームやドライバー関係なくスタンドのファン全員で応援したのは一番の思い出です。日本の企業であるアライのヘルメットを愛用し、鈴鹿サーキットが大好きだと言ってくれる彼が2回目の予選を突破した時の空気感はにわかの私でもうるっときました。基本的に英語のやりとりである無線の中で「Arigatogozaimasu, Suzuka」という彼の日本語が聞こえた時、私にとって初めてのF1観戦が今年の鈴鹿サーキットでよかったと心の底から思いました。天気のこともあって一番印象に残っているのはやはり土曜日なのですが、金曜日に人生で初めて鈴鹿サーキットのグランドスタンドに入った時、ちょうど目の前を通過したのが練習走行中の角田くん(日本人、同い年でF1のシートにいるなんて応援しないはずがないじゃないですか)だったり、日曜日の決勝は雨で中断した後、F1の細かいルールによってレース後のポイントに惑わされてマックス・フェルスタッペンの年間優勝が決まっても信じられずにぐだぐだしたのは現地観戦の醍醐味だったと思います。

今年7月にチケットを彼氏が取ってくれて、もっと言えば3年前にF1にハマってからずっと楽しみにしていました。それに、何かをここまで楽しみに待つという体験があまりないので「楽しみに待つ」という行為自体が新鮮でした。ついでに言えば遠距離中の彼氏と3ヶ月以上会えていなかったのでもう、彼氏に会えるというだけで幸せだったのですが…。言葉通りに「生きていてよかった」と思ったり、恋人と泊まり旅行をする幸福を味わったり、ありふれた言葉ではあるけど、こんな幸せなことってあるんだ…という週末でした。

manako

進学で長野県外にいます。ときどき思い出す言葉は「理解するのではなく認めよう」

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