【035】度胸
2024年、あけましておめでとうございます!
新年早々に様々なことが起き、心落ち着かない中ではありますが、今年1発目のおどりばを書こうと思います。
昨年11月末、人生初の海外に行ってきました。
行き先はヨーロッパのフランスとイギリス。
今年はフランスでパリオリンピックもあるということで、ホットな「とし」ですね。
海外旅行が2度目の友人と共に、男2人で旅に出かけました。
住んでいる場所や普段使っているアライアンスの違いもあり、思い切って現地集合に。
お互いが別々の国を経由しながらフランス入りを目指すというなかなかにハードなことをやりました。
そんな私はもう初海外が楽しみで、不安で、出発日が近づくにつれあまり寝れなくなりました。
ほんとに、ワクワクドキドキの小学生みたいな気持ちです。
というか出発した飛行機の中でも、あまり寝れませんでしたね…
ところで今はヨーロッパに行く飛行機が、北極圏経由のルートをたどるようになっています。
窓の外を眺めると、今までに見たことのない、真っ白な氷?雪?につつまれた大陸が眼下には広がっていて。
すごく緯度の高い地域にも、確かに人々の暮らしの灯りがともっていて。
あの大きな船はどこへ行くのだろう、どんな貨物を運んでいるのだろう、そんなことをぼーっと考えていたりしました。
機内から見える景色に映っているものは確かにそこで人々が生きているという証なのに、自分の想像できる範疇を優に超えているので、まるで現実味がありませんでした。
今後の自分の人生の中で、知ることができない世界。見ることのできない景色なんだろうな、と。
世界はとんでもなく大きくて、同じことはただの一つもないんだな、と。
そんなこと、日本の中で、家と職場、それとスーパーを行き来しているくらいの私が気づけるはずもありませんでした。
日々同じことの繰り返し。会社に行くか行かないか。同じ曲の繰り返し。同じアーティストの繰り返し。みたいな。
そんなこんなで、長距離+乗り継ぎ2回のフライトを終えてフランスに着いたのは夜20時過ぎ。
そこから電車が遅延したりしてパリに着いたのは22時を回っており、宿にチェックインしただけでもうヘトヘト。
しかもパリの中でも治安の比較的よくないエリアだったので、駅周辺には色んな人がいます。
改札機をジャンプで乗り越える人、前の人にピッタリくっついて改札を抜ける人、エスカレーターに自転車を載せている人など…
さらには車内で急に楽器演奏をはじめ、その分のチップを要求して回る人もいたり…
まぁ日本では考えられないことが普通に起きてて、海外だなぁって思いました。
話は変わって、ディズニーランドパリにも行きました。
パリのディズニーはとにかく絶叫系アトラクションのレベルが違くて、ほんと乗り終わってフラフラしちゃいくらいには恐ろしいんですね。
でも不思議なことに、並んでいる子どもが全然怖気付いている様子がないんです。
日本だと列の途中で怖がって乗るのを諦めちゃう人とか、泣いている子どもとかいるイメージがあると思うんですが、全くそんな雰囲気がなく。
それを見て「あぁ、度胸が違うわ」ということに気付かされました。
海外は、生きることが日本ほど当たり前ではないんだな、と。
並大抵のことに怖がってられないんじゃないかと。
まるで日本がぬるま湯だったかのような、狐につままれたような気持ちになってしまいました。
それは別に日本が悪いとか海外が悪いとかいうことではなく、どちらもすごいことなんです。
海外に行くと価値観が変わるとはよく聞きますが、私は初の海外でそんなことを真っ先に感じました。
さてさて、2024年はチューブ入りの調味料を期限内に使い切ることを目標に、健康に過ごしたいなと思います。
今年も毎月更新目指して頑張ります。
皆さまどうぞよろしくお願いします。
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