怒れる相手とわたしについて
昔から、怒られるのが苦手です。
相手が明確な意思をもってわたしに向かって何かを投げかけてくるのが怖くてたまらないし、それを投げかけることによってわたしを良い方向に変えてやろう、と伝わってくるエネルギーが痛くてたまらないから。
なので極力ひとに怒られないように、穏やかに波風を立てず生きているつもりですが、人間だもの、時たまひとに怒られることがあります。
ひとに怒られると、わたしは絶望します。
この人を、怒らせてしまった。つまり、この人を失望させてしまった。失望した人と関わるのは不快だろうから、もうこの人とはいっしょにいられない。いっしょにいられないから、失った信頼は取り返せない。この人との関係は、今この瞬間におわってしまった。と。
冷静に考えればそんなわけないってわかります。だって逆の立場で考えれば、わたしが人に注意するとき、別に相手のことを必ず嫌いになってしまうわけではないもの。
でも、どうしても止められないのです。いやな想像を止められないんです。わたしは大して面白くない人間だし、付き合う価値のない人間なのに、それにもかかわらずこの人はわたしと仲良くしてくれていた。なのに自分のせいで怒らせてしまった。もうだめだ。もともと私には魅力も価値もないのだから、この人は二度とわたしと関わることはないだろうな。・・・
どうしてこんなに、自分を卑下してしまうんだろう。
その一方で、わたしは自分が大好きなんです。顔や体形にコンプレックスはあるけれど、わたしという存在を自分自身でまるっと肯定することができています。大好きな自分のために、なるべく毎日幸せに生きてあげたいな、と思っています。
わたしの「幸せ」の定義は、2019年8月13日現在、「つらい思いを避けて、いつも穏やかに笑顔でいられること」です。甘ったれの考えですね。
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思うにわたしは、ひとに怒られたとき、「この人といっしょにいると、またつらい思いをする時が訪れるかもしれない」と本能のどこかで感じ取っているのかもしれません。
そして、その時が訪れる前に、自ら怒らせた相手のそばから逃げることで、身を守ろうとしているのかもしれません。
逃げるための方法が「自分を卑下すること」。自分のせいにすることほどコスパのいい思考はありません。自分がちょっと痛い思いをすることよりも、目の前の問題から逃げることでつらい思いを回避できるほうが、ずっと楽で安全です。
でもこれって、いつまでもつづけたら身が持ちません。
そしていつか、わたしの周りから誰もいなくなってしまいそう。
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ひとに怒られることが苦手です。でもそれ以上に、ひとと関わることが好きです。だからもう少し、自傷行為に逃げずに、相手との交わりをあきらめずに、向き合い続けられるようになりたいな。
ものすごく共感できる内容でした。
私も人とかかわるのが好きです。
でも深くかかわったり、その人と何かをやろうとしたときに互いが本気でぶつかる時がある。
それを怒られた、もうダメだ、って思ったことが沢山あります。
すみません、コメント慣れてなくて途中で送信してしまった…改めて。
ものすごく共感できる内容でした。
私も人とかかわるのが好きです。
でも深くかかわったり、その人と何かをやろうとしたときに互いが本気でぶつかる時がある。
それを怒られた、もうダメだ、って思ったことが沢山あります。
「怒るのもエネルギーがいる。その人が怒ってくれたってことに感謝しなきゃいけない」とか、「怒られているってことは、気にされてる、期待されてるという証拠。感謝しなきゃ」とか。
そういうのが本当にやかましい。
「いや、体よく言ってるだけで、ただ単にあなたが私のこと、あるいはその行為が気に食わないだけでしょ」って内心めちゃ思います。
思って入るけれども、自分のダメなところをひたすら責めて責めて、「どうせ自分なんて」と落ち込む。
ああ、自分成長ないなぁって。
同い年の人たちは立派に自立してんのに、私何してるんだろう、みたいな。
最後の3行、「そうだよね」ってうなずいてしまいました。
私も、もう少し頑張ってみようと思います。
ありがとうございました。
さらみさん、お返事遅くなってしまいすみません。
コメントありがとうございます。
そうなんです。二つの自分が心の中で争って、それで余計につらくなってしまいます。
自分がダメ人間だから怒られて当然だ、とひたすらネガティブになるわたしと、
あなたがすっきりしたいだけじゃない、と相手に原因?をなすりつけたいわたし。
それも自分が楽になりたいだけじゃない、根性なしのダメ人間。とまたネガティブになるわたしと…。
このコメントを書いていて、大きな声で叱られることそのものよりも、このループで消耗している気がしてきました。
それでも人とかかわりたい以上、どうにか乗り越えて?行かなければなりませんよね。
お互い頑張りましょう!
「逃げるための方法が「自分を卑下すること」。自分のせいにすることほどコスパのいい思考はありません。」
自分のせいにするのはコスパがいいですよね。そして自傷行為みたいに繰り返してしまう、癖になってしまう。
わたしもついついやってしまいます。
でもきっと、それを繰り返すと身がもたないし、自分がどんどんすり減ってしまう。
自傷行為に逃げないようにするのは、すごく難しいと思います。
でも、こうやってそのことを言葉にして、
人目の触れる場所に発表できる花子さんなら人と向き合い続けられると思います。
しえさん、コメントありがとうございます。お返事が遅くなってすみません。
自傷行為に依存してしまうんですよね。
自分を傷つけていたら楽だから、逃げ道に使い続けてしまう。
そうして消耗したのが今なんだろうなあと反省したりしています。
こうして宣言したからには頑張らないといけません!笑
私も人に怒られるの苦手でした。涙脆くてすぐ泣いちゃうから。感情を言葉にしようとしても上手く其れが出来ないのが悔しかったり、相手を悲しませた自分に失望したり(自分のせいなのに)。稀に罵倒という怒りをぶつけてくる相手がいるけれど、自分の為に叱ってくれる人(嫌な役を買ってでも)の言葉はちゃんと受け止めて消化出来るように成りたいなと思って過ごしています。
くららさん、コメントありがとうございます。お返事が遅くなってすみません。
わたしも涙もろいです!なのでわかります。
心の中で感情は渦巻いて今にも溢れそうなのに、口から嗚咽が垂れ流されてるせいで何も言えなくて。
でもそうなんですよね。怒ってもらえるうちが華で。
何も言われないまま、無言なまま諦められるのが一番悲しいなと思うので、わたしも怒りを載せた指摘を受け止められるようになりたいです。
(それでも、怒られたくないのは変わらないけど・・・笑)