うそ 正直 素直
うそをついた。
他愛もないうそだ。
ある人と文面上でやり取りする中で、自分がある人に連絡するのを忘れていたのを、「~の理由があって」と言った。
いわゆる「言い訳」
相手も別にだからって何か言ってきたわけではない。
文面上での話は別にスムーズだ。
でも、どこかで「うそついたから」と心残りがあったのだろう。
そのあと訂正を入れた。
相手はどう思っただろう?
「何言ってんの?」
「急にどうした?」
もしかしたら、ぼくの中ではこんなのを期待してた?
「正直な人だね」
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「素直」「正直」
確かに絶対的に「よいこと」だ。
道徳の教科所にも載っている。(正確には、道徳の内容項目の一つだ。)
でも、相手は気にしていないのに、それをわざわざ蒸し返すように「正直」を使って、それは本当に「善」なのか?
スルーしたほうが相手にとってはいい?
そう考えると、ぼくのした「正直」は「うそを言った自分が嫌だから、正直に言う」という「自己満足」??
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よく
「やらない後悔より、やった後悔」
と言う。
たいていそうだろう。
でも、そうだろうか?
たぶん「私」の視点からしたらそうだろう。やった方が、自分の中の「後悔」は少ないから。
でも、その「やった」ことでその人に迷惑をかけたとしたら…………
それはただの「自己満足」
となると、「自己満足」のための「やった」は違う?
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うそはよくない。
でも、何でもかんでも正直であることが、「いい」とも言えないのだろう。
「正直」「素直」
これらを正しく使う方法が知りたい。
ポジティブな自分とネガティブな自分
相手のことを考えている自分と自分のことを考えている自分
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