くるっと。

住人

最近、結婚して1年が経った
夫婦とか分からないけど
彼はなくてはならない存在な気がする。
そんな感じ

最近の一番大きな喧嘩は
日本語教室に頑なにいかない彼との言い合い。
無理強いなんてやっぱり良くないなあ。
一番大きな笑いは
日本の柿に惚れて
柿を食べ過ぎた彼のおならが世界一臭いこと。
そんな日々は
考え方や文化がやっぱり違くて面白かったり
想像を超えることが多すぎて刺激的。

そんな時、朝ドラのスカーレットで
絵付け師のプロになるか趣味としてやるかは覚悟。
でもその覚悟は後からついてくるものだ
まずは自分の思いに正直にいること。
この言葉がすごく心に残った。
その場面を見ながら、ふと私の結婚への覚悟は
どーだったかと、くるっと振り返った

1年前の私には、まさか、彼と一緒に日本で
過ごすとは想像もできなかった
一緒にいたい想いは
頭の中ですら 形にならず
空飛びながら 恋してる感じ

ある人が私に
“彼のことがどのくらい死ぬ気で好きか。
アフリカで暮らすこと 日本で暮らすことが
どれだけ無謀でも不可能だとしても 自分がどれだけ本気なのか。
決めるのが自分だったら どんな困難なことでも
困難ではなくなるよ”と
その言葉を聞いても
結婚する勇気も覚悟も出来なくて
一緒にいたいからこそ
覚悟しなきゃいけないと思っていた。
距離を理由に遠すぎてよくわかんない。
や…死ぬ気ほど好きではないのかも?
なんて思って相手任せにして楽してた
彼の国を離れる度にまたね はあるのかな?
なんて思いながら
ま、なるようになるか。っと。

彼の国から離れ、働くためにセネガルに移動すると眠い、だるい、市場で吐き気。
そして、やってしまった妊娠発覚。うわぉ
人生で1番の驚き。
この頃のこと、色々ありすぎてあまり覚えていないけれど
彼がたまたまリュックひとつで2週間
セネガルに旅行に来てくれた。
バスで乗りっぱなし4日の予定が
事故やパンクで6日もかかってしまった。
妊娠したことを伝えると
すごく喜んでくれて 絶対男の子だぞーっなんて。
でも仕事があるから一緒にいられるのは2日だけ。すぐ母国に戻る予定だった。

妊娠きっかけに、働いていたセネガルの日本食堂の皆さんが
彼も、ここで働きな!一緒に過ごしなって。
きっとべべ👶が
2人を繋いでいてくれてるんだよ
だから一緒にいないとダメなんだよ!
なんて言ってくれてくれて
彼は母国に帰らずに、いてくれた。

とりあえず籍いれないと、
父親の名前が出生届に入らないことを知り
彼が “よし、早く籍入れるぞ”って
そして、籍をいれた。

そう、覚悟も勇気も何もなく
プロポーズなんて今思うと
あったのかなかったのか
私は川のように流れに身を任せてたら
や、たくさんの書類に追われてたら
彼と結婚してた

そんなこと言ったら
怒られるかもしれないけど。

そうでもなきゃ私は
結婚に踏み入ることは
なんだかんだ一生できてなかったのかな
なんて思う、
全然ロマンチックでもなんでもない
こんなリアルな、参考にしちゃいけない
ダメダメ話。
あまり公表していません笑

彼は、愛について語るのが好きな人。
距離も何も関係ない、相手がどれだけ好きか愛と信頼が大事かって
私の友達にいつも話してくれる。
こんな愛なんて知らなかったから
その熱い気持ちに私は動かされて
お空に届いたのかなって勝手に思ったり。

覚悟は、やっぱり後からついてきた。
これからの人生も、
こんな感じに進んでいくのかな、
だって優柔不断で
ランチのメニューもすぐ決まらないもん。
そのかわり、家族にも周りの方にも
たくさん迷惑かけ、助けてもらった
支えてもらった
これからも、感謝を忘れずに
生きていく。
うん、今幸せだ。
それでいい それがいい。

iiro

ことばが すき でも にがて 。 そう、あのバオバブに なりたい ☁︎

プロフィール

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  1. ゆうりゆうり

    結婚記念日、おめでとうございます!
    覚悟も大切だと思うけど、「なんとかなる」精神も大切だな~と思いました!
    いま幸せなのが、幸せって言えるのが、とってもステキなことですね。
    旦那さんと、iiroさん、お互いを補完しあってる感じがあって、憧れです。旦那さんの「距離も何も関係ない、相手がどれだけ好きか、愛と信頼が大事」っていう言葉、響きました。わたしもそんな人に巡り会いたいものです。
    幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。

    • iiroiiro

      ゆうりさん。とても遅くなってしまい、ごめんなさい。
      ありがとうございます!
      素直に感情を表現してくれると、
      痒いときもありますが、
      嬉しいものです!
      もし、もしも、
      なかなか いないなあと、なったら
      一緒にアフリカに行きましょう