はじめてのかんかく

住人

年末年始の長い休み(といっても、長野県は他県に比べて格段に少ないけど)を終え、2020年になって初めて学校に行く日。

なんだか自分の中で、なんか違うなって感覚があった。

はじめての感覚。

でも、それがなにか、すぐにはわからなかった。


学校に着いて、翌日こどもたちが来るための準備をしていて気づいた。














学校に行くことを苦に思っていない








小中高大と、今までもそんなに学校に行くことを苦に思っていたわけじゃない。


でも、明らかに違う。
今までは「あー、もう休み終わっちゃう」って思ってたけど、その感覚がない。でもだからといって「早く明日にならないかな」と思ってたわけでもない。すごく自然な感じ。






それは今までが、自分でも意識してないけど、常に何かに追われていたからなのかな、と思う。

小、中、高学校では、長期休みになれば必ず休み帳やたっぷりの課題があり、大学では休み明けの試験や発表があった。別にそれらに追われていたわけでもないけどどこかその見えない「なにか」を意識していたんだと思う。


でも、今年はそれがなくて、普段通りの日常がまた始まる、そんな感じだった。


こどもたちにも、そんな風に学校に通ってほしいな、と自分の今の気持ちと、おそらく感じているであろうこどもたちの気持ちとを比較して思う。




また自分が今そう思えているのは、今の生活が自分にとって無理のない生活だからなのかもしれない。


でも、逆に言うと、自分を追い込む「何か」がない状態なのかもしれない。


常に追われる「何か」は時には自分を苦しめるが、しかし自分を成長させるためのものでもあるんだろうと思う。




改めて今の自分を思い返す。

2019年、教員になって自分は確かに成長したのか???

もちろん、「教員」という仕事には多少慣れてきた。やれることも増えてきた。余裕も出てきた。

しかし、

「”人として”成長できているのか」
「”自分の強み”を伸ばそうとしているのか」
「”自分の弱み”を解決しようとしているのか」


そう自分で自分に問うたとき、はっきりと「うん」と言えない気がする。

もしかしたら、ほかの人からしたらストイックなように見えるのかもしれない。
考えすぎ、と言われるかも。


でも、友を見て、周りの人を見て、自分の心が「成長しなきゃ」と言っている、気がする。

間違った「成長」はいらないけど、正しい「成長」をしたい。
全然具体的じゃないけど。

2020年 さらなる成長のある年にしたいな。

あかっぱ

よく中学生に間違われます。「見た目はこども、中身もこども」な25歳です。

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