文字の後ろに伸びる影 -006-

住人

月イチのここの管理人。心を動かせる文書ってなんだろうって毎月「文字」と向き合う時間

私は文字がかけない。文才もない。活字も読めない。読書感想文はいつの間にか書き取りになる。言いたいことがよくわからなくなって、着地点を見失う。そんなタイプだ。

 

なんでここにいるの?私もそう思う。

 

唯一ここにいると理由は、言葉を書いている人の心に触れたいから

文字にはその人の個性が現れると思う。

カッコつけたいとき、泣きたいとき、嬉しかったとき、悔しかったとき

 

私は文字を通してその人の心に触れたい。文字を媒体にしてそこから伸びる影(リアル)に触れたい。

 

今私の居場所は、リアルとTwitterの鍵垢のなか。

 

いわゆる「腐女子」と呼ばれる場所にいる。まさか30をすぎて創作をするとも思ってもいなかったけど、あるグループを中心に「文字書き」として二次創作であれやこれやしてもらっている。同じ文字書きさん仲間もいっぱいできて、その中でも本当に文才の塊と呼ばれる人はいて。まじで短編小説書いてくれないかな?って人もいる。そして、腐女子の嗜みである同性同士の絡みをめちゃくちゃリアルに主人公がそこで生きているかの如く「文字」だけで表現している方をみると、嫉妬もするし、羨望の眼差しを向けるし、それと同時にその方のリアルの背景を知りたくもなる。

 

どの世界でもルールはあって、特に二次創作(nmmnってしってるかな)は特に扱い注意。沼の更に沼底でこっそりひっそり息を潜め私達は生きている。それでも争いって起きるんだよなぁ。

 

大体起きる争いはこの組み合わせはムリ、それはありえないとか、あの人はこんな事言わない!とかっていう、リアルで活動している人そのままを当てはめてしまって、創作と現実の区別が分けられない人が自分の正義を振りかざして攻撃してくるパターン。

あとは鍵付きのアカウントをフォローをしたかったら、私を承認してくれませんか?ってご本人に申請を出して、それが承認されればその人の作品やつぶやきが見られるんだけど、自分から承認を出したのに「あなたのリアルな呟きは見たくないからやめてほしい」とかひどい場合は「文を書くのはやめたらどうですか?」とかあきらかに敵意ある匿名の感想が送られてくることもある。

 

はっきり言って意味がわからないよね。嫌なら見るなだし、申請してきたのあなたでしょ?って言いたくもなる。ましてや匿名というのがなお質悪い。それで本当にアカウントを消してしまった人もいるから切なすぎる。

 

私は文字を読むとき、その書き手の心情までも知りたい。

この文章が出来上がった背景には、どんな場所で、どんな気持ちで作ったのか。そして、その文字の羅列を選んだその人は普段どんな声で喋って、どんなものを食べて、どんなことを思いながら、どんな生活を送っているのか。

 

「文字を書く」というのは、その人の頭の中にある言葉だけでなく、生きた証が現れていると私は思う。

 

だから、ここにいる理由はリアルで生きている人たちのリアルな文字に触れたいから。そして、私もカッコつけたり、嬉しかったり、悲しかったり、その時々で生まれた「言葉」を見なかったことにしたくないから。

だから、この場で吐き出している。

 

読みにくさは申し訳ないなと思いつつ、私の「言葉(きもち)」に触れてもらえると嬉しい。

Knoah

見た目はポジティブ中身は陰キャのアラサー。世界はいつでも優しいんだよ

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