ぽっかり空いた穴は。

住人

新しい年になったことをあんま実感できない。慌ただしく暮らしているから? 父が死んで間もないからなあ。できることならばのんびりと生活を営みたい。営む、という言葉が好き。やわらかい響きが◎、絶妙なバランスの字面が良い、どこかエロティックな芸術性もあっていいね! パジャマでカッコいいロックを鳴らすカート・コバーンのようじゃないか。営む、今年も頻繁に使っていきたいものだ。昨年は思い通りに営めたのか。心穏やかに生きるというのが第一の目標で。全般、穏やかだったかも? 睡眠を8時間半から9時間摂れたことが大きすぎる。守れた自分がえらい、えらすぎ。「睡眠大事よ!」と徹夜仕事していた30代のわたしに強く言いたい。とりあえず原稿はあとにして寝ろ!と。タイムマッシ~ンがあったら、それを伝えに行きたい。未来にはまったく行きたくない。宝探しは自分で見つけるから楽しい気分になるンじゃないか。ところで仕事では穏やかに、とはいかなかったかな、Z○Z五。実力ある若い新入社員が現われ、わたしは自分と比べることを止められず、ひどく落ち込んだ日々。彼女のスピード、正確さ、千里眼が素晴らしい。ある時期はアイデンティティすらも揺らいだ。でも、今は大丈夫そう。どうやって解決したのかというと、時間、ですね。それと父が亡くなって修羅場をくぐり抜けたこともデカい。

父が虹の国へ行って1ヶ月と少し。整理はだいぶついた。涙も出ない。それでも、父との出来事を忘れることはないだろう。特に看取ったあの120分くらいの間。ひたすら自答し続けた会話。強かった父の腕の力。あの時の腕力にまさか間もなく死ぬなんて思いもしなかったンだ。それでも逝った、逝ってしまった。これからはいつだって父が見守ってくれているはず。しかしだ、人間としての父がいなくなったことには違いない。誰にも父の代わりはできない。仕事とは違う。わたしがいなくても現在の職場の仕事が止まった瞬間などなかった。微塵もなかったと想像する。わたしよりも100倍優秀なスタッフさんが立て続けにやめていってもなんとかなっているンだ。仕事とはそういうもの。でも両親・家族の代わりは誰にもできない。誰に対しても神はそうだ。幸せだったのか、12月中に50歳を間近に控えたおっさんのわたしは知らなかったんだ。ぽっかり空いた心の穴を埋めることはいつまでもできないということを。そんな不自由を持って生きていくしかない。母や妻が亡くなっても同じこと。まさか娘が先に逝かないだろうけれど、0%ではない。生き延びるということは、空洞で生きると等しい。

PUFFYって知っていますか? 平成のアーティストと言えばな二人組。そして、彼女らをプロデュースした奥田民生も知ってますかね。とりあえずPUFFYや奥田民生のように人生営みたいんですよ。脱力してゆるりぬるりと、嫌なことかわして生きたい。最期は笑顔で逝きたい。それとは真逆になるかもだが、本年の目標☞①人の目を見て話す、②ビッグマウスな自分になる、デス。コミュニケーションに会話力は必須。目をちゃんと見ることで、≪あなただけに集中してますよ≫ということをアッピールしたい。何か話題を提供しなきゃ! ではなく、ただただ目を見る、それから頷く話すをすればいい。それくらいのゆるさを持って営む。それと昨年、自主企画の朗読ライブ2回開催する目標だったのにしなかった。どこか自信がなかったんだ。だからここで大きな声で宣言したい。「今年のオレは違う!」ここで大事なのは脱力することで、必死さを誇張したらカッコ悪いし、まあ、みっともないのが人間味だからいいのかもだが、わたし怖い顔だから、ゆるゆるとやってる方がかわいらしいと思うんだよね。この文章もやわらかくゆるく書いているつもりだが、どう受け取られているのかなあ。意味あまり通じないように書いてるんだけど、わかってほしくないから。コミュ拒絶。そもそも一体これを誰が読んでいるのか?! などと思うのは愚かだ。わたしが楽しいか楽しくないか、それだけに標的を合わせて営む! あ、もうね、そろそろ、おどりば卒業考えてますが、もう少し粘ってみるハラもあって。負けだと思うんだよね、おどりばをやめるのって。いつでもできるじゃん、卒業は。5年以上今まで毎月欠かさず原稿アップロードしてるのって自分で言うけど唯一無二。仕事があろうがプライベートで何が起きようが一ヶ月にこれくらいの戦いはできるでしょうと。ほかの皆さんを責めているわけではありません。だって、知らないもの、皆さんの事情を。でも自分の事情だけは知ってる。書かないことは選べない。戦っている相手は自分とです。自分に負けるわけにはいかない。おどりば閉鎖ならない限り嫌気が差すほど続ける。呆れられるほど書く。それが本年のホントの裏目標ですね。

なかがわ よしの

生涯作家投身自殺希望。中の人はおじさん。早くおじいさんになりたい。

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