おどりばと向き合う

住人


あけましておめでとうございます。2020年になりましたね。

おどりばに来たのが昨年の6月ですから、いつの間にか半年という月日が流れました。

 

昨年は、浮き沈みの激しい1年でした。自分のことについてこんなにたくさん考えたのは、後にも先にも昨年だけかもしれません。たくさん悩んで、たくさん落ち込みました。そして、たくさんの手に支えられました。

自分の周りに、こんなにもたくさんの暖かい手があるということ。それを知れたのは、ここ「おどりば」があったからです。

 

しかし、今。私はこのままおどりばに留まるべきか、悩み始めています。

 

私のあらゆる悩みの根本は、実の母との関係。そう簡単に解決するものではありません。生い立ちにさかのぼるような、根深い問題です。

 

でも、このお話を、おどりばを通してあらゆる方面に発信したときから、随分と変わった気がしています。こんなに自分に変化があるものとは思ってもみなかったので、とにかく、驚いています。

 

話を聞いてくれたいろんな方から、励ましの言葉をいただいたり。

家庭環境が少し似ている人から、共感してもらったり。

なにより、自分自身が、この問題と向き合わなければと、強く思えたのです。

 

そんな風に半年を過ごしてみて、最近、「この問題は解決できるのか?」…いえ、もっといえば、「解決すべきなのか?」と思うようになりました。

 

私は、まだまだ自分の問題を解決するところに至ってはいません。でも、解決はしなくても、うまく共存することはできるんじゃないか、と。この問題があるからこそ、理解できる他者の気持ちもたくさんあるんです。だから、少しずつ、「解決する」から、「共存する」に移行できるように。私を支えてくれる人たちと一緒に、頑張ってみたい。最近は、そんな風に思えるようになりました。

 

こんな風に、ある意味で答えを見つけつつある私に、もう、おどりばは必要ないような気もしています。

そもそも、私はおどりばで何がしたかったのか。よく考えてみると、「鬱々とした悩みを人に話せるようになる第一歩」としてしか考えていませんでした。それを達成した今、ここで何がしたいのか、目的がブレてしまっています。

他の住人の方が、それぞれに哲学をされたり、悩みを打ち明けたり、うれしかった気持ちを綴っている間に、私自身は「なんとなく」書くようになってしまっているのです。

 

でも、なんとなく、この場所は居心地がよくて。なくなることも不安です。おどりばが必要不可欠な方からしたら、少し嫌な気持ちにさせてしまうかもしれません。ごめんなさい。

 

おどりばに留まるべきか、留まるとしたら、どんな風に過ごしていきたいのか。これからもう少し考えてみたいと思います。

しーちゃん

梅雨生まれの晴れ女。好きなものはぶたさんと抹茶。天敵は足の多い虫。趣味は映画鑑賞、演劇、細かい作業。

プロフィール

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  1. あかっぱあかっぱ

    しーちゃん、あけましておめでとう!
    (半月経ってるけど汗)

    おどりばにとどまるべきか、どうするかの問題。わかるなーって。
    ぼくの場合、いつも自分の番が近くなって「なに書こうかなー」って考える、そんくらいの感覚。
    普段からほかの人の毎回チェックしてるわけでもないし。

    自分の投稿も、深いことかけてないなーって思うし、もし「書く目的は?」なんて言われたら困っちゃう。

    でも、ぼくにとっては、そんなでもやっぱり月に一度「書く」って機会があることで、普段とは違う思考回路をするから、書いていて気づきがあるな、って思うから書いている。

    しーちゃんも、自分の心が素直に”おどりば”、という空間を欲しているなら続けてほしいなって思う!
    焦らないで、自分の心に素直にね(^^♪