家族って難しい。

住人

今日は少し家族の話をします。

拙い文面ですがなんとなくで読み取って見てほしいです。

わたしの家族は幸せな家族とは縁遠い家族でした。

でも傍から見たら悪い家族ではないのです。

ジワジワと悪い家族になっていってしまったからです。

父の精神面が少しずつ壊れていって、

家族に八つ当たりをするようになって、

「子どもたちがダメな理由はお前だ」とお母さんを侮辱し、

「いってきます」とも「ただいま」とも言わなくなった父。

父をみんなが嫌うようになり、

今すぐにでも関係性を切りたかったのに

父が稼ぎ頭だから、切ることが出来ませんでした。

お金だけで繋がった家族。

家族全員その認識でした。

だんだん、私も高校の部活で

顧問からのいびりが原因で精神的に壊れ、

不登校気味になりました。

辛いという気持ちが母に上手く伝わらず、

母に学校に行けと怒られるのを無言で拒否し続けるようになりました。

結果、母とコミュニケーションがとれなくなりました。

弟とは元から関わろうとしなかった為、

特に変化もなかったのですが、

何も無い関係のままが続きました。

多分、家族が家族として機能していなかったのだと思います。

私はわざと実家から遠くの大学に行き、

実家も地元も出ることが出来ました。

当時は離れたことが嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。

実家を離れた途端、父と母は突然離婚をしました。

家族として再起動することもないまま

家族が終わってしまったんだ。

そう思いました。

しかし、

離れたおかげで家族と話す機会が増えました。

不思議と実家帰省も楽しくなりました。

父は母を、母は父の心配をするようにもなりました。

離れたからでしょうか。

何か心配事があると、連絡が取れる子どもたちにわざわざ聞いてくるようになりました。

不思議です。

さらに、姉弟仲もよくなりました。

さすが姉弟だなと思うレベルで

似たような学生生活を送っていることを知りました。

きっかけは覚えてはいないですが…

周りの人間に対しての愚痴や文句からはじまり、

大好きな乃木坂46の話をして、

また違う愚痴でしめる。

これが私たちが実家帰省したときの

ルーティンになりました。

離れて初めて家族になれた気がしました。

4人で集まるとまた家族には戻らなくなるとは思います。

私たち家族の適度な距離感が

だいぶ離れた距離であったということを知りました。

一つ屋根の距離じゃ家族になれなかった家族。

このことにいち早く気づけていたら

私たち家族はどうなっていたのかなと思います。

家族って難しいですね。

ずっきーに

頭に描いていることを 文章を書くことはにがてです。 頭で描いているものを 言葉にすることもにがてです。 なんとなく伝わればいいな そんな感じです。

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