ヒメの難聴騒動

住人

おひさしぶりでございます、ぱせりです。
しばらく居留守を使ってしまいましたが、20号室におります。

さて、物静かでした2021年の夏から、なにやら身辺がばたばた動いていました。
主人公は写真の彼の人、「ヒメ」と呼ばれるぱせり実母です。

もともと私が産まれたときに右耳難聴だったんですが、2021年夏左耳突発性難聴になりました。
「私の左耳が急に聞こえなくなったので一方的に話すね!」という電話から始まり。
両方聞こえなくなっちゃいました。

耳鼻科で、難聴治療には毎日の投薬を数日続けないとダメだと知る。
ヒメの住まいは、ぱせり家から車で1時間かかり、毎日そこから車で30分の耳鼻科に通うのは無理だと判断。
耳鼻科に頼んで、入院できないか相談をする。
入院できる病院はぱせり家より車で30分、しかし受診後判断になると言われて、とりあえずぱせり家へ。
その夜、回転性のめまいと嘔吐で救急車を呼ぶ。行き先は、翌日受診予定の病院。
そのまま入院になりました。

とりあえず薬は投与し、投与終了後退院。あとは半年の間に、どこまで聴力が回復するかを待つのみ。

待つのみ。

突発性難聴は、3分の1は完治しますが、3分の1はある程度の改善まで(完治までいかないが改善)、残りの3分の1は聴力の改善がみられない難治性の疾患らしいです。

しかし、めまいを併発した突発性難聴は重度なんだそうで、いっこうに回復せず、補聴器の利用も結果芳しくなく、人工内耳の手術ができる病院に年末に転院。

転院して1ヶ月後に人工内耳の手術が決定。

1月末コロナ禍で、家族面会を禁止している病院で、たっぷりの荷物を持ってヒメ入院。
翌日、左耳サイボーグ化手術。

サイボーグ003フランソワーズヒメ誕生です。笑

あ、写真は新潟市でオススメの寿司屋「弁慶」です。
日替わりランチ海鮮丼1000円です。ガラ汁、蕎麦、ぷちデザート付きです。コスパいいです。

人工内耳は、耳の後ろに電極を埋め込み、そこからの線を蝸牛につなぎます。
集音マイクは外部に設置、電極から音を電気信号に変え、脳に送ります。
あらゆる周波の音のレベルを、本人が聴こえるレベルに設定して、一度にオンにします。
本人には声も音も入るのですが、今まで聞こえなかった周波の音も、耳鳴りのように入ってくるそうです。

ちなみに補聴器は音を大きくするだけの機械。
なんとなく音は分かるけど、なんの音かを判断できない耳では、あまり使えないです。それでも使い続けないと、耳も脳も慣れないのですけれどね。人工内耳も使い続けないと慣れてくれないらしいです。

いま、私は街の電気屋さんに勤めていまして、補聴器メンテナンスdayとかのお手伝いもしているのですが、補聴器はお高いですので、使う人に合わせた調整しながらの利用をオススメいたします。

私がヒメにかまけて「私も聴こえないのに」と張り合って高い補聴器を購入したママ(義理母)、あなたに向かって言ってますよー!!

paseri

山の国に3年在住、しかし海の国の人。おどりばに、おせっかいおばちゃん参上。

プロフィール

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