梅雨それは調子の悪い季節
どんよりと空を覆う雲。気だるい湿気と時折降る雨。梅雨だ。なかなか気持ちが晴れない。ここ最近は調子が悪い。
んー最近どんな風に過ごしていたかなぁ。大好きなバンドのライヴを観に埼玉へ行った。軽井沢に行って買い物した。地元新潟へ帰省し、いろんな人たちとご飯食べてお酒を飲んだ。おどりばで記事を書いている方々に会った。「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」を観にいった。あれれ。なんか振り返ってみたら、アグレッシブだなぁという気もする。
まぁ、でも、基本的になんだか調子が悪い。常に色々と不安、イライラ、そして寂しい。他の人と同じ場所で過ごしているときは大丈夫なんだけど、1人でいるときが駄目だ。時折、不穏な感情や思考が芽を出してくる。
不穏「ここにおるやで?」
僕「あぁもう黙っていてくれよ、、」
という感じなのだ。
なんだろう、梅雨だと1人で楽しい時間を過ごしきることができない。時には寂しくて人から認められたくてしょうがない気分になってしまう日もある。
正直、しょーーじき、もうほんと正直に言うと、
「よしよしナデナデ100連発の刑」に処されたい。
梅雨。頭がぐるぐるぐるぐる。本当は、もっと。犬のように「撫でて‼︎」と言わんばかりに甘えたい、なんとなく寂しい気分だからという理由で友達や恋人(いない)と電話したい、人と純粋に触れ合いたい。
こんな欲求を人に話したら、引かれることは目に見えている。だから、自分の欲求に蓋をして、真人間なふりをして、「良い人」として他人の前ではありたいと日々過ごしている。まぁでも最近は本当に調子が悪い。調子が悪いばかり言っても解決しないのはわかっている。うぅん。あー あー
調子が良かった日、あっただろうか。
振り返ると頭に浮かぶのは、学生時代の友達と長電話した、とある夜。この日は梅雨の中でも一番気分が清々しい夜だった。
彼は、学生時代の5年間(高専生だったので15歳〜20歳の間)、寮で一緒に過ごした仲間だ。学生の頃は一緒にゲームを作ったり、寮の食堂で「バトル・ロワイアル上映パーティー」を自主的に開いて見回りの先生に怒られたり、いろんなことをやった(参考:http://yellow-ukikey.hatenablog.com/entry/2018/09/16/161516)
LINEが来た日、彼が作るゲームのシナリオについて、2時間近く会議をした。
彼は、東京で働いていて、夏のボーナスが140万円以上で。3ヶ国語喋れる。そして、いろんな女の子と交流がある(表現をボカしている)。全然自分と違うけど、すごく居心地がいい。
居心地の良さや、一緒に話した時の気分の清々しさは、どこからくるんだろう。僕にはひとつの答えがあって、それは「何者でもない自分」でお互いがいれることだ。お互い、相手のステータスやスペックに強い関心を持っていない。僕は彼をヨイショしたり、根掘り葉堀り質問をしない。馬が合う。馬が合うから友達をやっている。変な気遣いもお世辞も妬みもマウントの取り合いも一切ない関係でいれるからこそ、居心地が良い。
他の人から見たら、とんでもないスペックを持つ彼だけど、学生時代に寮で夜な夜な一緒に語り合ったようなことを、今もできることがとても嬉しい。バカみたいな話をバカにしないで一緒にできることが、その関係が15歳から続いていることが、本当に嬉しく感じる。
この文章の序盤で、「なんとなく寂しい気分だからという理由で友達や恋人と電話したい」と僕は書いた。しかし、彼とは滅多に話さない。最後に話した日を正確に覚えていないけど、2018年のどっかだった気がする。それは、お互い離れて生活していることもあるんだけど。それでも頻繁に連絡をとろうとは思わない。親友という言葉を使わなくても、仲の良さを確かめあわなくても、別にいい。依存し合わない居心地の良さを保てているのだから。
梅雨はまだ続く。調子が悪さが続いている。
「よしよしナデナデ100連発の刑」が欲しい。
それでも、彼と長電話した日のことを思い出したら、気持ちが晴れて来た。心の安定に一番必要なのは、ライヴでも、お酒でも、映画でもなく、僕にとっては「何者でもない自分」で、馬が合う人と一緒に過ごすこと なのかもしれない。
梅雨おわんないかな、早く、、、、
今日の一曲:
THE YELLOW MONKEY / パール
こんばんは~。
梅雨で弊害は色々ありますね、私は頭痛までは行きませんが、眠くなります。
さみしい時のパールはよく分かります。
私もよく聴きます。MVかっこいいし
「よしよしナデナデ100連発の刑」されて~な。
二ルンさん
半年遅れでのコメント返信です。申し訳ありません。
パールのかっこよさは永遠。あとライヴ付き合っていただきありがとうございました。
ナデナデされたい。