働くということ。?
働きたくない。
教育実習を辞退し、この秋から休学を決めたわたしが、ここ最近ぼんやりと考えていること。
いや、すでにとんでもない甘ったれなのに、さらにその上に甘ったれを重ねるのか???とイライラしそうなあなた、この記事はそのイライラを必ずや加速させるでしょう、約束します。ですから今すぐブラウザバックしてください。
とはいえ、この気持ちは、正確には「社会人になってやっていける気がしない」という、将来に対する不安である。
事実、アルバイトは楽しい。楽しくお店のお手伝いをしているだけでお金をいただけるから、ありがたいなぁと思う。
ただ、それは学生アルバイトだから許されている働き方であって。
教師になるにしろ、一般企業に入社するにしろ、きっともっと責任っていうやつが後をついてまわってくるんだ。
今もまあ、義務教育ではないし、自分の意志で進学しているし。大学を休むことで卒業が遅れても、それは自分の責任だ。そこの覚悟はついているし、それありきで今後の人生を計画…妄想しているし。
でも大学生活とちがって、きっと会社の一員としてこうした「つまづき」(休学することを人生のつまづきであるとは思っていないけれど、あえてこう書く)を起こしてしまったら、自分だけの問題じゃなくなる、同僚の人にも迷惑がかかる。
プライドがないほうなので、自分が失敗してあちゃーとなるぶんにはいいのだけれど、自分の失敗が周りの仕事に影響を与えてしまうのはこわい。
今はいろんな働き方があるけれど、どの仕事も社会にかかせないものだ。つまり、社会人のみなさんの仕事の成果は、きっと日本の社会に属する人々に還元されている。つまり。もしひとりで働こうとしても、きっと仕事相手とのかかわりからは逃げられないのだろう。
はあ。いま働いているひとたちはすごいなあ。
一番の問題なのは、わたしの心の声。
「働いているなかで、絶対なにかやらかすんだろうな」「そうしたら怒られるんだろうな」「怒られたらきっと一日頭が真っ白になってしまう」「そうして無能なわたしのまま職場をあとにして」「いつの日か、大学と同じように職場にも行けなくなっちゃうんだろうな」「そんなしんどい思いはしたくないな」「そんな状態はしあわせじゃないよ」「大学生活ができないわたしが、社会人なんてできるわけないよ」・・・
こうした心の声を無視して仕事をはじめたら、きっと心と身体がちぐはぐになっていって、最後にはたぶん絶対会社をやめる。
でも、わたし、また逃げるのか。
休学を決めたことで、自分は自分の気持ちを大切にすることができる自信がつき、これからも心を守らなきゃ!と過敏になっている気がする。
つらい思いを避けて、いつも穏やかに笑顔でいられること。先月書いたわたしのしあわせの定義。
なんだかいまは疑問に思う。
つらい思いを避けて、避けて、避け続けた先にはなにがあるんだろう。穏やかといえば言葉はいいけれど、それって「なにもない毎日」と同義なのではないか。
つらい思いを避けることによって、逃している幸せもあるのではないか。
でもでもだって。つらい思いはしたくなくない?とわめく心の声は、いったい何歳のわたしなんだろう。
働くってなんだろう。
いいことなのか悪いことなのか、べつにどちらでもないのか。
いまの私では、いくら考えてもわからない。
わからないから。休学期間の宿題として考え続けていこうとおもう。
また答えがでたら、でなくても、きいてください。
そして、今働いているみなさんにもきいてみたい。記事を通して問いかけたいとかそういうことではなく、純粋な質問として。
みなさんはふだんどういう気持ちで働いていますか?
私は今、働けていない、いわゆる会社勤めはしていないので、
花子さんの「どんな気持ちで働いていますか?」という問いにお答えできず申し訳ない。
>「この気持ちは、正確には「社会人になってやっていける気がしない」という、将来に対する不安である。」
という花子さんの不安がよくわかります。
私はつまづいてばかりで、「社会人になってやっていけるか」というより、
もはやそれ以前に「社会人ってどうやってなるの?」という状態ですが…。
でも、花子さんはきちんと自分の不安を言語化できていますよね。
それってすごいことだと思うんです。言語化できるということはしっかり自分を捉えられてる。
そして言語化できるということは言い換えれば対策も取れるということでは、と思います。
例えば「怒られたら頭が真っ白になってしまう」という不安も、
自分がどう怒られたら頭が真っ白になってしまうのか、大きな声で?みんなの前で?
突き詰めて考えていけば「自分はこういう怒られ方は苦手なのでこうしてください」
と前もって相手と共有することができるのでは、と思います。
これはあくまで理想ですし、共有したところで相手がどうでるかわからない不安も残ります。
でも、不安を感じた時にどうしたらいいか、その対策も一緒に考えてみたら、
花子さんの不安も少しは和らいでいけるのかなと思って長々書いてしまいました。