ストロングポイント

「あなたの強みは何ですか。」
この問いにまともに答えられたことが1度もない。
強みを、長所、よいところ、誇れるところ、
これだけは負けないところ、ストロングポイントと置き換えても同様。
性格診断だろうが、面接だろうが、まともに答えられたことが1度もない。
これまでどのように答えてきたのかって?
ハッタリをかましたり、ありきたりなことをつらつらと答えたり…。
よく、ここまで生きてこられたかと思ってしまう。
むしろ、はっきり答えられていれば、もう少しまともな人生だったのかもしれない。
一時期、自分の強みを訊いて回ったことがある。
しかし、失礼ながらも、どれもしっくりこないというか、よく分からないというか…。

分からないならば、答えられなければ、考えなければよい。
しかし、考えなければならない場面に出くわすばかりで、不可避な状況。
そもそも、ストロングポイントを考えている時点でおかしいのではないかと思う。
まさに、自己嫌悪。
ウィークポイントがまたひとつ増えていく。

「あなたの強みを生かして乗り切ってください。」
このように言われたところで、強みが(わから)ないから、やれるだけのことをする。
結果的に強みを生かして、いや、生かせていない。
だからまたわからなくなる。
そして、強みがないという結論になる。

とあるお酒のようにストロングゼロというわけではないと思うが、あるとも言い切れない。
あれは、ストロングゼロとは名ばかりで、ストロングヒャクみたいなものだからあてにならない。
なお、ストロングゼロを飲んだことはない。
何の話をしているんだ私は…。
本当によくわからなくなってきた。

「『あなたの強みは何ですか。』
この問いにまともに答えられたことが1度もないことが強みです。」
次にハッタリをかますまでは、このようにしておこう。
皆様は、ご自身のストロングポイントを大事にしてあげてください。
そして、お酒を飲まれる方は、ほどほどに…。

のぶさん

鉄道とサッカー観戦と読書が好きで、常に何かと闘っているひと。

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