懐かしのシティーポップを聴きながら。

白馬村には雪が降っています。まだふもとは積もる程降っていません。一部のスキー場はもう明日からオープンするみたい。

もう12月なんだなあと思わされています。

今年最後のおどりばの更新だから、無難ですが、これを機に一年を振り返ってみようかなと思います。

1月

3日に愛車のlapinちゃんを廃車にしました。雪道でスリップして、横転して、反対車線に突っ込んで。三賀日に何してんのかなーと自分に呆れながら救急車に運ばれました。

前の会社を月末に辞めました。いろんなこと言われたけど、辞めてからも散々言われてたみたいだけど、辞めちまえばもう気にする事はありません。

病むくらいなら辞めてしまえと、スタコラサッサ、私は辞めたかった会社を自分の為に辞めました。

2月

白馬で短期アルバイトをしました。会社員勤めの時よりもお給料が良かったです。いぇい。

来る人来る人は外国人観光客ばかり。英語の勉強にめちゃくちゃなりました。そして沢山海外の友達も増えました。

「また来年白馬で会おう」「今度は地元(海外)で会おう」そんな約束を交わしました。

たまに長野に居たり、白馬に居たり。そんな生活をしていました。

会社を辞めてから、あんまり働きたくないなという気持ちが芽生えて、田舎で暮らそうかなと思うようになったのはこの頃。

3月

何となく、ご縁もあって、白馬に住むことを決めました。

スキーやスノーボードもしない(できない)私が何故白馬に？これ、めちゃくちゃ聞かれる質問なのですが、ほんと何となくで、強いて言えば田舎で一人暮らしできて、一軒家を借りれたからです。

あと春の白馬三山がめちゃくちゃ綺麗だったから、この景色を見ていたいなと思いました。

夜空も綺麗ですし、長野もそう遠くないし、海もそう遠くないから、村民デビューをしてみました。

4月

紹介されたホテルでアルバイトを始めました。何故かネパール人が多く、ネパールの方からモテました。嬉しくはなかった。ボディータッチとデートの誘いが鬱陶しかった。(悪い人達ではない。)

日本語研修で来ていた中国人の女の子たちと仲良くなりました。たまに一緒に長野に出かけたり、家でご飯を作って食べました。

この時期になると冬程賑わいはなくなって、田舎のゆっくりとした時間が流れています。

私は白馬に来て3月半ば~5月の春先が一番好きだなと思います。是非みんなにも来て欲しい。

5月

白馬はＧＷまで滑れるみたいでした。さすがに暖かかったけれど、上の方はまだまだ雪が残っていました。

このくらいになると寮で共同生活していた人達が出ていきます。

ずーっとやりたかった大掃除。ほんとに汚ったない家で、ずっと掃除がしたかった。みんな良く住めるなと思う程に汚かった。

暇さえあれば掃除する日々。

天気が良ければ洗濯を干し、布団を干し、私の一人暮らしの荷物を片付けたり、お風呂のカビをやっつけたり、要らないものを廃棄したり。

兎に角前の居住者のゴミを片っ端から片付けていました。

だんだん綺麗になると、心も不思議と整っていく。そんな気持ちを感じました。

6月

花火をしたり、浴衣を着たり、夏らしい事をして過ごしました。

チャイナガールとよく遊んでいました。

このシーズンは梅雨時期ともあって仕事がなく、時間はあるけどお金が無いという調子でした。

まさに貧乏。贅沢をしていたわけじゃないけど、なかなかしんどかったです。

田舎暮らしのネックなとこを知った月でした。

この頃から場所に囚われず、雇われでは無くて、自分で収入を得たいなと思うようになりました。

まだ実現はしていないけれど、いつかそうゆう生業をして生計を立てていきたいと思っています。

7月

好きな人に誘われ、海にデートしに行きました。久しぶりにデートらしいデートをしたような気がします。

また来年も一緒に行けたらいいなと思いました。

そしてそれまでにこの無い胸をなんとかしたいものです。

この頃ホテルは辞めました。6月のお給料と7月のお給料がうんと低かった。これじゃあ生活できねえ！と思ったので辞めました。

いまはコーヒー屋さんで働いています。

先日abnの駅前テレビがアポ無しでやってきて、私はすっぴんだったのに、いろいろ撮られてしまいました。なんてこったい。

8月

久しぶりにあった旧友や、長野に帰る度に会う人会う人「大人っぽくなったね」「良い顔してるね」と言われるようになった。

まあ、多分、去年が相当ひどい顔をしていたのでしょう(笑)

私も不思議と田舎にエスケープしてから心穏やかな日々を過ごしているせいか、素敵に成っていると感じています。

田舎のヒーリーング効果でしょうか。

ぼくのなつやすみ感満載の夏の白馬は入道雲が美味しそうでした。

9月

小学生の頃は合唱のコンクールで、中学生の頃は台風で。

私は一生やらなんじゃろうなと思っていた登山。

こんな、目の前に山があるのになんだか勿体ないような気がして、秋晴れの日に唐松岳に登ってきました。

すごく天気に恵まれて、山頂からの景色が抜群でした。

今度はコーヒーとカップヌードルとおにぎりを持って登りたい。

10月

再び掃除にあけくれる毎日。掃除してご飯作って、と、趣味が家事でした。

10月…あまり思い出せない(笑)何してたかな。

11月

お店が二週間ほど休みだったので、一人旅をしてきました。

白馬を出て松本へ、そして三重で朝日を拝み和歌山の親友宅に。

奈良で人力車に乗って鹿と自撮り。大阪の親友と合流して女はしご酒で10件程回った。

翌日は京都から滋賀、金沢で高速に乗って糸魚川で降りて白馬に帰ってきました。

月末にも福井へセイコガニを食べに旅行へ行った。女はしご酒4件。日本酒をぱかぱかと飲んでしまった。とても幸せだった。

亡くなった母の誕生日がある月だから、私らどうしても気落ちしてしまうのだけれど、今年の11月は本当に素晴らしかった。

サイコーにハッピーでした。

ふりかえると、徐々に明るくなっているような気がします。前向きなことはいいぞ。なんたってご飯が美味しく食べれることがいい。

おかげさまで体重が7キロ程増えました。まさに幸せ太りと言うやつじゃな。

今回、このおどりばの記事を最後に1度退室させて貰うことを決めました。

白馬はこれから忙しくなって、更新が難しいと判断したのがきっかけです。

きっとさよならじゃないよ。またお会いしましょう。私はきっと今日も今日とておどりばという名の見えない時間帯で立ち止まり、地団駄し、人生の階段を登ったり降りたりを繰り返しながらも進もうとするのであろう。

読んでくれた人、書かせてくれたおどりば。

ありがとう。また逢う日まで。

追記

みんな、しっかり食べてこうな！