めくりめく

住人

今週の始め、自分としては衝撃的なメールが届いた。

まさに思考停止。

予期していたことだが、今更連絡が来るとは。困ったものだ。

自分ではいつものペースで、日常を進めて行こうとしたのだが、
気づけば、思った以上にショックを受けていたようだ。

それは、事の終わり、区切りを告げるに等しい内容のもの。

自分の中ではとっくに終わっていたことなのだが、
そして新しい、その先を見つめて歩んで行こうとした、
その矢先であった。改めて、必要としていない連絡が来たのだ。

この場で随筆のように書き進めていいのか、
申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

これを読んでくださっているあなたは、経験があるだろうか?
人との関係は色々とあるだろうが、
ある人から来る連絡は、どうしても、心を乱す場合がある。

あまりにもその相手の思考が理解出来ずに、胃が痛くなるほどの怖さを伴う。
どうしてそんなに、相手の事を考えられない、自分本位な考えが出来るのか。。。

その出来事自体は、側から見たら、至極しょうもない事かもしれない。。。
それでも、向き合わねばならぬ事もある。

改めてそれは、気持ちの整理が必要となる事であった。
それでも、時間はかけたくないと思っていた。

そうして、なるべく誰にも迷惑をかけずに、そっと、過ごしていきたかった。
一通のメールにかき乱されるのは、とても悔しかった。

それでも、気づけば、大切な事が抜け落ちていた。
その事の方に、自分はショックである。

気にしないでおこうとしていたら、思った以上に思考停止していた事に。
あぁ、もっと気をつけたい。
まだまだ未熟な自分。感情が動く時ほど、気を引き締めていきたい。

今年も最後となる。
こんなメールを受け取る事になった経緯も含め、
その反省も込めて、振り返りを行った。

「めくりめく」日々。

過ごしている時は、目の前のことに必死で、
少なくとも、目の前を明るくすることに必死となる。

それでも、時には人工的な照明を追加して、明るく見せかけようと
努力しているだけになることも。。。

自然に照らされた光だけでは、見たくない所まで見えてしまって、、、
光を強めて、色を白く飛ばして、見えないようにする。

暗くしたって、光を消したって、見えなくなるけれど、
黒い暗闇には居たくない。

少なくとも自分は、光の中に居たいんだと。

照らせば照らすほど、影が強く見える。
それは、当たり前のことだったと、気づく今。

それでも、影が見えて良かった。
見せかけの上っ面じゃない姿が、立体的になる。

どれだけ暗闇に引き摺り込まれようとも、照らし続けたい。

それが、自分の、そして誰かの道しるべになるならば。

[こもれび -komorebi-]

こもれび

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