私と料理

住人

“料理をするようになったのは、いつからだっただろう”

小学生の頃に、よくお菓子やパンを作っていたのは覚えている。

きっかけは「家族を喜ばせるため」だったような気がする。

兄弟も両親も、いつも私の作る料理を嬉しそうに食べてくれて、その姿を見るのが好きだった。

そして子供時代はあっという間に通り過ぎ、思春期に突入する。

この頃から、家族で食卓を囲む回数は減り、ひとりで食べることも多くなった。

家族みんなが揃ってご飯を食べるのが好きだった私は、そのことが少し寂しかったのを覚えている。

けれど、私の料理への興味や好奇心が途絶えることはなく。

中学生の頃、ミス・ユニバース・ジャパン栄養コンサルタントをしていた、エリカ アンギャルさんの「内面からより美しく、健やかに輝く」という内容の本を読んで衝撃を受けた。体や美しさは、日々食べているものから、作られるのだと知って、ますます「食」の分野に興味を持ち始めた。

この頃の愛読書は、レシピ本と栄養学の含まれた食品成分表。毎日読み込んで台所に持っていってたから、本がボロボロになった。それくらいもう料理に夢中だった。

この当時の私にとって、料理をするということは、「自分の喜び」のひとつだった。楽しいからやる。それだけで、他に何も考えていなかったと思う。

このあと多感な高校生時代を通り過ぎて、色んなことを感じ、迷い、悩みながら日々を過ごしていくのですが、書きたいことがありすぎて、納まり切りそうにないので、今回はここまで・・・・

最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

続きは来月の8日、更新日に。

また、おどりばで会えるのを楽しみにしています。

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