学校というところ

住人

いま学校に通っています。
と言っても、お仕事でなんですが、
私は最終学歴が高校で、子供もできなかったので、30年ぶりの教育現場です。
(計算すると、いくつかバレるね)

ここで私が知ったのは、
教育のための学習指導要領とか、地域連携や、探求学習は、上の人が決めつけた理想で、現場ではできるかどうか分からないのに、やれ!ってトップダウンであるということ。
先生たちは、過剰な期待を背負わされ、保護者との間に立ち、時間もなく大変な仕事だということ。

こうなると先生は、自分の考えというよりも、上からの指示に従って、いろいろ無視しつつ、たんたんと仕事をこなしている方が、ずいぶん楽そうに見える。

仕事では、特別支援学級の生徒の見守りと、普通(交流)学級の調理実習の見守りをさせてもらっている。

なんとなく特支の彼らの方が、少人数でいいんじゃないかなあと思う。特支の彼らはそれぞれ個性豊かで、みんなと同じことをするのが不得意な子どもたちだけど、最低限の社会ルールを教えた上で、できないものはできないとした上で、興味あるところを伸ばせないものなのかと考える。

普通学級の生徒たちは協調性と集中力が足りない子も多い。
先生の話を聞かず、友人と話すのに席を移動し、説明を聞かないので実習に時間がかかり、実習の道具で遊びだす。
見守りという立場上、どこまで手を出していいのか分からない。

子供の見た目では分からない家庭の事情。
接してみないと分からない子供の得意不得意。

たぶん授業参観日だけでは伝わらない、教育現場の複雑さ。

おそろしい。

paseri

山の国に3年在住、しかし海の国の人。おどりばに、おせっかいおばちゃん参上。

プロフィール

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  1. のぶさん

    はじめまして。
    2号室 のぶさんと申します。

    私も以前、”学校というところ”で仕事をしていました。
    見守りというお立場で、どこまで関わればよいかという悩みが生じること、想像ができます。
    わずかな経験から申し上げますと、担任の先生と意思や方針の共有があるといちばん良いと思います。
    関わりによって、学級のルールや、担任の先生の方針を乱すことがあり、子どもたちを確実に混乱させてしまうからです。
    教育現場って、本当に複雑ですよね。

    とても抽象的な話ですみません。
    ご参考になれば幸いです。

    • paseripaseri

      はじめまして。コメントありがとうございます。

      人数が少なく時間もなく、即実戦投入のせいか、「共有」ができていないんですよね。
      他の人の動きを参考にしながら、分からないことはどんどん聞いてみます。
      先生の資格がないのに、先生と呼ばれ、先生だと思われるのもつらいですけどね・・・。