年も明けたし、本の話でもしようか
空気を読めと半ば強制されることはあるが、
本を読めと半ば強制されることはない。
新聞を読めと突然の訪問を受けることはあるが、
本を読めと突然の訪問を受けることはない。
本屋さんが売り込みにインターホンを鳴らす姿を想像できない。
好きな料理を訊かれると、あれやこれやと悩まず答えられるが、
好きな本を訊かれても、あれかこれかと悩んで答えられない。
おすすめの映画を訊かれると、なんとなくで答えられそうだが、
おすすめの本を訊かれても、なんとなくでは答えられない。
なんとなくでおすすめの映画を答えると、
『笑の大学』『きっと、うまくいく』の2つかな。
朝に本読めば、慌ただしく家を出ることになり、
昼に本読めば、よそよそしく人に思われることになり、
晩に本読めば、疲労との闘いになることもあり、
深夜に読めば、それはもう朝慌ただしく家を出ることに繋がる。
では、本を読むのをやめられますか。
いま目の前にある本、全て焼き払えますか。
可? 否?
もし可ならば、今すぐそうしたほうがいい。
物理的にも心理的にも断捨離になるから。
もし否ならば、このように考えてみましょうか。
空気を読めと半ば強制されるくらいに、
自分自身に本を読めと半ば強制してみよう。
例えば、「職場や学校に向かうときは本を読め。」と。
帰り道は、LINEしようがゲームしようがいいじゃない。
それも必要なことなんだよ。
新聞を読めと突然の訪問を受けるのはそのままで、
本を読めと自分自身で突然の訪問を受けるようにしてみよう。
読者ハガキ送るときに、メルマガ登録してしまうとかさ、
某ネットショッピングのおすすめ商品とかね。
意外と、面白い本載っているんですよね、あれ。
好きな料理を訊かれると、あれやこれやと悩まず答えた直後に、
好きな本を訊かれても、あれかこれかと悩まず答えられるように、
準備するのはいかがでしょうか。
好きな本が相手にとっては、嫌いな本かもしれないって?
そんなこと言っていたら、好きな子に告白もできないゾ。
だいじょうぶ。本の神様がついているから。
おすすめの映画を訊かれると、なんとなくで答えられそうだが、
おすすめの本を訊かれても、なんとなくでは答えられないのはそれでいい。
だって、その人の求めているものではなかったら無意味じゃないですか。
アレルギーある人に、これおすすめだよ食べてみなよ
って言えないのと似ている。
だから、これはいい。
でも、あえておすすめしたいっていうなら、好きな本、もしくは、
いま読んでいるか読み終わった本を話せばよいかな。
朝に本読めば、慌ただしく家を出ることになるなら早起きして、
昼に本読めば、よそよそしく人に思われることはないから気にしないで、
晩に本読めば、疲労との闘いになるのであれば素直に寝て、
深夜ならば、読みたいところまで読んで寝るなり朝日を拝むなり、よしなに…。
こんな感じでいかがでしょう。
今年こそは本を! という方に伝えたいですね。
えっ!? それでもおすすめの本を教えてほしいって?
おすすめと位置付けられないけれども、
2020年最後に読んだ本を冒頭に載せておりますので、ご容赦を。
余談その1
本の話をすると、止まらなくなるし、
この文章みたいに、文体とかいろいろがはちゃめちゃになる。
でも、アウトプットってとても大事だからね。たまにはしないとね。
とはいえ、周りにあまりいないのも現実。それもよき。
余談その2
ずいぶん前、漫画は本かと不安に思っている人に、
本だよって断言しておきました。
何か勉強するときにも、漫画から入るととても分かりやすいですからね。
余談その3
面白い本が見当たらないって?
とにかく何か読んでみよっか。
昔読んだ本でもいいし、気になるあの子が読んでいた本でもいいし。
量を読まないと、質は上がらないからね。
さあ、次は何を読もうかな♪
9号室のゆうりです。あけましておめでとうございます。
本の話、いいですね。
本と自己肯定感の話をしたいと思っておどりばにいますが、本の話は、ほんの一握りしかできておりません。
のぶさんの今回の記事は、本や読書が好きっていう思いと、本を読んでいこう♪るんるん♪っていう楽しそうなすすめを感じて、明るい気持ちになりました☆
わたしは直木賞とか本屋大賞受賞みたいな大衆文学しか読めない(純文学はスヤァしがちです)ので「読書大好きです☆」と声高で言えないマンなのですが、それでもいいよね!って肯定してもらえた気持ちです!
「この本を課題として読まなきゃいけない」という状況の時に限って読みたい本がわんさか出てくる現象は何でしょうね?笑
今年もよろしくお願い致しますー!
ゆうりさん
あけましておめでとうございます。
コメントありがとうございます。明るい気持ちになったことを知ることができて嬉しい限りです。
本と自己肯定感、とても興味あるテーマですね。一握りでもできていることが素敵です。
私は、直木賞とか本屋大賞受賞のような大衆文学をあまり読まないので、
「読書大好きです☆」と声高には言えない立場ですが、本に貴賤はないので、思い切り言ってしまっています。
>「この本を課題として読まなきゃいけない」という状況の時に限って読みたい本がわんさか出てくる現象は何でしょうね?笑
例えるなら、アンテナの感度がいつもよりよいからというか、地引網の網の目が細かいからと言えるでしょうか。
加えて、脳の中で「読まなきゃいけない」という部分のみにフォーカスされているからとも考えられますね。
もしかすると一見(一読)しただけでは無関係のものが、その課題に応用できる可能性があるからこそ、
わんさか出てきてくれているのかもしれませんね。
長くなりました。本年もよろしくお願いいたします。