好きを仕事にするか、しないか

住人

12月の終わりのこと、高山さや佳さんのライブ配信「58回さや佳んち」に呼ばれました。
さや佳さんは、ビックハットでの体感型福祉イベント「ハピスポ広場」等の大きなイベント企画や、様々な生きづらさを抱えた人と人とを結びつけるコミュニティを形成しています。

「妖怪好き」というよく分からないきっかけで呼ばれたのでしたが、
僕のしているデザインの仕事と、さや佳さんの福祉の仕事。
違うところはたくさんあるけれど、共通する部分もたくさん見えてきました。
全然違う分野なのに面白いですよね^^

話していて、一番思ったことが、
「何をやるかよりも、どういう気持ちで取り組むか?」
ということ。
好きな仕事に就いた人も、そうでない人も、大変なこともあるし、苦しいこともあるし。
でも、やっぱり、苦しくても、
「誰かのためにしている」
「誰かを想ってしている」
「誰かの未来を応援している」
っていうことが大事で。
それが好きに繋がってくるのかもしれないなと。

よく質問であげられる「好きを仕事にするか、しないか」という問題。

僕はこんな風に感じました。
好きを仕事にするんじゃなくて、何をしたいかじゃなくて、
「誰をどんな風に、どうアプローチして幸せにしたいのか?」
それが一番重要なんじゃないか。

僕の仕事やプライベートな活動でも、そんなワークが増えてきました。

お米の精米屋さんからの依頼。
高齢化が進む須坂の農家さんのお米を少しでも高く買ってあげて、価値を高めて行きたい。
そんな思いからデザインした、お米袋のパッケージ。

プロジェクトのロゴマークの依頼。
アフリカにトイレを建設して、みんなが笑顔で清潔な生活を送れるようにしてあげたい。

フリーペーパー「hanpo」のロゴデザイン、表紙デザイン。
生きづらさを感じている人の気持ちを少しでも和らげてあげたい。

コロナで暗いトンネルの中に入ってしまったような感覚の社会。
仕事のあり方も変わっていくように感じます。

「人に寄り添いながら、仕事をしていきたい!」

そう強く思った、貴重な時間でした。
大切な思いを、ぎゅっと握りしめて、歩んで行きたいと思いました。

思えば、
おどりばのロゴも、はたこし君を含め運営の3人の思いを形にしたものです^^

roku

「街をクリエイティブに彩る!」看板屋さんに勤めるデザイナーです。イラストが得意です。粘土で立体を作ったりもします。考えながら、悩みながら、楽しみながら、日々...

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