言い訳ぐらい言いたいじゃない
住人
昔からの仲間と酒を飲んで、なんでもない話をする
特に何か夢を語る明けでもなく、昔の話を昔の感情のまま
あの時はこうだった
あの頃はああだった
そんな話をすること時間がボクは好きだ。
同じ時間を過ごした仲間であり、価値観を共有して認識しあって、お互いの存在を認め合った大切な仲間たち
認め合ったからこその言葉がそこにはたくさん飛び交ってその空間にたまにどっぷり浸かりたい気分になる
何者でもない自分がそこにはいて
何者にもなろうとしない自分がいる
ただボクがぼくであるための理由をくれる場所だった
この一年はボクにとっていろんな感情が生まれた一年
たくさんの感情と言葉が頭の中を交差した
負の感情も正の感情もどちらも生まれては消えて、幾度となくそれ繰り返した
手放して、整理して、また掴んで、整理してを繰り返す中で離れてしまう物もあった
誰かにその判断を委ねてしまうこともあった
たくさんの手がぼくに向いたのにその手を取らないこともあった
ただ、その全ての判断が今のぼくを作り出している
その覚悟の上でボクは息をして足を前へ進める
ボクはぼくでいるための
いつだってその言い訳を探しているのです
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