大切な人のこと
大切な人との時間や生活は、人生の中で最も大事なことだと考えている。
人が他の動物たちと大きく異なる点は、言葉を紡ぐことができることや、感情表現がとても豊かなこと、生理的な意志以外に理性的な感覚を持って行動できること、その他にもあげればたくさん、同じ地球上の生命体の中で、優位に立っていることは事実で。寿命に関しても、限られた時間が比較的長い生き物であるとも思う。そんな人間が、社会を枠組みいつの間にか、経済社会が成り立ってきた。そこに至る間にも、思想や宗教、人種なんかの様々なバイアスや偏見も入りながら、なんとかこの今の世界は成り立ってきて、そこにはいつも、男女がいて、性別を持ってして様々な問題がありながらも、命を残しあうその仕組みをずっと、守り続けてきた人間の営みは、本当にすごいことだと思う。
社会に入ってしまえば、そんな男女でも、全く理解しあえなかったり、はたまたふっと恋に落ちて、盲目になっては時折傷つき傷つけられて、恋なんでもうしないだなんて歌が生まれるほどにも、会いたくて震えてしまうほどにも、過去だって、愛は病であると考える神話体系なんかもあったりして、人から、人同士の交流について話題から消すことなんてのはもちろん不可能で。その単純で、かつ複雑な関係性のもと、人の生活は成り立っている、そんなことに、素直に驚くばかりな毎日。
私も、職場での振る舞いがうまくいかずに休職やお休みをしてしまったこともある。小中高では、そんなこともありながら、まだ休むことはなかったのだけれど、この歳を重ねてきて、自分を無理する、という感覚を少し遠ざける行動が自分自身で勝手にできるようになってしまって、それが大人になるってことなら、この感覚はもう少し後できてほしかったな、なんても思う。
人と関わることはとても、エネルギーを使う。そこに経済活動が加われば、なおさら。でも、それぞれに帰る場所があって、そこでの時間はもっと大切で、充実していたら人生は全てきっとハッピーになれるものだと思っている。
仕事を休む前からよく知っていた私の大切な人は、大切な人になる前からとても魅力的な人だった。自分が忙しい時でも、自分を見失いそうな時でも、そこで話しかけ合えば、いつの間にか心が落ち着いていて、知らずと心が軽くなるような人だった。同じような波長の2人だから、いざ話せば、なんの障壁もなく色々な話をすることができた。あんな人がいたね、こんなことは嫌だね、あれはそうでこれがあれ。まんまこの文章で会話しても、自然と成り立ってしまうような二人。
二人で会えば、いつも笑顔が絶えなくて、何気ない会話を何気なくしあうことができる。大切な話をするときは、しっかりと向き合って聞いてくれる。後回しにせずに、その場で解決してくれる。心配りがとても暖かい。笑顔が素敵。無言の空間すら落ち着いてしまう。嫌なポイントが同じ。考えてることが同じことが多い。心配性でしょうがない。くだらないことを永遠に喋りかけあうことができる。
あげはじめたら、いいところなんて100じゃ書き切ることができないくらい、とても私にとって、大切な人。
70億あるかけらの中で、どれだけの人がどのような感情を奥底に持って結婚や離婚や、生死の判断をするのか、それは全て違ってそれは尊厳的で、どれも大切なものであると思う。誰が、何が、と、何かと押しつけあって考えてしまいがちの忙しい世の中だし、どうしても、余裕がない時には、攻撃的になってしまうこともあるのかもしれない。人だから、その日の体調や気分によって、どうしてもブレがあることもある。けれど、
私には、大切な人がいて、その人の笑顔が見れることが何よりの幸せで、一緒にいる限りその想いが揺らぐことがない。だからあまり左右されずにいることができる。どんな出会いも、奇跡の1つで、かけがえのないもので。
それぞれが抱えてきた過去があるから、今があって。
それによって不安になることもあるけれど、そんな時はそうだ、
素直に話して共有しよう。
ねえ、今日の晩御飯何がいい?て聞いて、作ってあげよう。
明日は寒いから暖かくしていかなきゃね?って確認しあおう。
次の休みはどこに行く?って決め合おう。
ここなんていいんじゃない?って未来の住処を話し合おう。
不安なら、ハグをしよう。
離れないよ、永遠に、って約束し合おう。
そんな毎日が、人生で本当に幸せな瞬間なのだと思う。毎日を大切に生きたい、とより強く思わせてくれたのは、あなたのおかげです。おどりば、にいながら、もしかしたらもうそろそろ、お互いの力で段階を通り越せるのかもしれない。そんなことをなんとなく思いつつ、今日もあなたを想って過ごしています。
この空はどこまでも続いていて、この世界で共時的に起きている物事はTVの画面からラジオから人事のように流れていくけれど、どれもこれも当事者で、どれもこれも関係のないことではなくって、だから、今あることはとてもありがたいことなんだと、改めて思う。
人を想う気持ちは、自分を変えてくれる。人と想い合う強さは、どんなことも乗り越える起爆剤になる。人を愛することは、世界そのものである。私、を迷った私から救い出してくれた、とってもとっても大切な人。この世界が陰と陽でできていても、その陰の部分を照らす灯台のような存在が、あなたなんだと想う。
いつも、本当にありがとう。
あなたがいれば何も怖くない。大切な人がいる男のひとなら一度は想ったことはあるだろうけれど、恥ずかして言えなかったり、不器用になってしまったりするもの。でも、文字にして伝えることは、きっと悪じゃないから、ここにまた宣言しながら、毎日の生きるを生きていこうと思ってる。二人で一つ、だなんて大それたことは言い切らないけれど、歩調が乱れそうな時にはいつも、私が立ち止まって確認してあげよう。地図は消えることがあっても、きっと二人で書き足して書き直して、新たなものを作ることができるから、心配はしてない。
将来、もっとたくさんの景色を見ることになるのだろうけれど、
その時まで、そして、その時以降も、
ずっとずっとよろしくね。
そんな今日もまた、あなたのことを、考えている。
どこにいても、何をしてても。
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