めぐる、感性と。
ここ5年くらいで積み重ねてきたご縁が、一周回ってきている感覚。
点、点、点
点が線になって円になる
そう感じる瞬間は今までもたくさんありましたが
ここ最近感じるそれは
なんとも言葉では表現しがたいもの
とある人に会いたくて行った場所で
思いも寄らない人と出会って
思いも寄らずに話しかけられて
親近感を持ってくれて
なんなら自分の本質的な部分に触れてくれて
まるで、感性で話ができるような
この、感性で感じあえた時の喜びというか、
通じた感というか、ある種の自己肯定感が上がる出会いは貴重
そうやって話していくと、
5年前にとてもお世話になった方々とも繋がった
まるで、巡る(めぐる)ように
そんな、出会いや再会が
ここ最近ひとつやふたつではなくて
そういう流れを感じて
自らお世話になった方々に会いにいくことにもした
ちょうど昨日
少しでも、5年前にはできなかった恩返しがしたくて
恩送り、Pay it fowardの考え方でいくと、
必ずしも受けた恩はそのまま返すのではなくて、
その恩は別の誰かに贈るのもいい
だけどその方々には、直接に返したいと思って
中年のご夫婦で、旦那さんは音楽家、奥様は元雑誌の編集者
奥様が旦那さんの才能に惚れ込んで
人生をかけて彼を支えていくことを決めて
自ら働いて家を買う
その音楽家さんが演奏するギターもピアノも
生で聴くと特に琴線に触れる
なきの音色
人間だからこそ表現できる揺らぎが存分に感じられる
この感性豊かな音色には
簡単に触れられないほどの繊細さも感じる
これらは、誰にでも伝わるものではないそうな
感性と感性で話す
これはこんなに素敵な音楽家でさえ
素敵だからこそ
理解されないなんてこともあるのか
それを悩んでいるそうだ
なんとも勿体無い話だ
5年前、出会ったばかりの自分なんぞに
尽力してくださったご夫婦
それはなぜかと聴くと
その方の音楽を聴いたとき
表面的な媚を売った感想ではなくって
自分が思ったことを素直に感じたままに表現したことに
好感を持てたから
そうおっしゃっていた
誰かとコミュニケーションを取るとき
つい
誰かにどう思われるかとか
自分が得するように振舞おうとか
考えがちな社会の中で
そうじゃない人は
少ないそうだ
生きていく上で必要なビジネス会話術も必要だけど
時には
いや いつでも
正直にあれたなら
そんな世界があったならばと
もしかしたら皆は
社会の波に飲まれて
いつの間にか
感受性豊かなセンシティブな部分を
しまいこんでしまっているのかもしれない
本当は誰とでも
感性同士で会話ができるのかもしれない
そんな感性での会話をもっとしたいな
感性で、感動してみたいな
歓喜で震えるような
そうやってみていると
あまりにも表面的な世界が溢れていることに気づく
みんなは、どう思ってるんだろうな
どう、感じてるんだろうな
出会えるかな
もっと
出会いたいな
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