point of 13
①恋をしている、カネコアヤノに、熱烈。ただのかわいい女の子じゃない、ただただ≪女性≫を超越している。カネコアヤノという人間が好き。「幸せのためならいくらでもずる賢くいようよ」っていう歌詞にぶっ飛ばされたよ。
(祝日/カネコアヤノ)
②ロック史に多大なる影響を与えたその曲は、わたしからしても、音楽史上における最大の革命。もし出会えるなら、その曲以上の曲に今後出会いたい。そういう感性を持っていたい。そして自分も「文学史における最も影響力のある小説を書きたい!」だなんてことは言わないけれど、誰かひとりの人生を変えてやる、そんな気概は持ち続けたい。
(A Day in the Life/ザ・ビートルズ)
③美術祭の公募に落ちた。応募資料はあえてテヌキのものを送った。≪わたしは芸術が体から滲み出ている!≫と過信したからだ。結果、この様。もっと日々から芸術せねば。落選によりぶっ倒されたが、何度でも立ち上がってやると、憤怒。
(Get Up,Stand Up/ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ)
④美しいものに惹かれる。狂気が孕んでいればなおさら。そういうものになりたいんスよ。泥臭いからこそ憧れてしまう。自分らしく生きろよって言われちゃうかな。でもさ、≪自分らしさ≫ってお前が決めるなよ、わたしが決めることなんだよ。
(Suspirium/トム・ヨーク)
⑤人は見かけで判断してはならない、ただのロン毛おじさんじゃなかった。わたしもこの≪おどりば≫では≪ただのヘンな人≫として認知すらされていない変態。まあ、それはそれでいいか。
(SPARKLE/山下達郎)
⑥秘密はたくさんある方がいいよね、謎めいてこそ魅力的。全部見せて、いくつか見えなくしたい。「不倫してるでしょ」ってよく言われるんだけど、全然ドキドキしてないからな!
(HIMITSU GIRL’S TOP SECRET/ZAZEN BOYS)
⑦ちょっとダサいくらいが多分、ヒットする要素だと思うんだよね。前衛的すぎてもキャッチーすぎてもいけない。まあ、わたしは「わかってたまるか」って思う気持ちがあるから、いつだって読んでくれる人を突き放すけど、きみに会いたいってわたしも思うよ。
(こんな夜更けは/GLIM SPANKY)
⑧ホント、人生はくそったれている。それを愛せる男になりたい。チバになりたいとは言わないが、叫ぶ姿が美しい人になりたい、なる!。
(くそったれの世界/The Birthday)
⑨いまだに聴いてる。きっと娘に子どもができるくらいのおじいちゃんになった頃、歌番組で取り上げられて、またまたリバイバルヒットするはず。「相変わらずいい曲だなあ」って言えるようにいたい。そう思えるまで生き延びよう。
(夜に駆ける/YOASOBI)
⑩≪尊厳と自由≫を自ら放棄してないか。鬱になるとやりがち。何事もどーでもよくなっちゃうのよネ。「自分なんて……」と卑下してしまうから、「生きるのはわたしの権利だ!」って強く生きたい、そんな自分でいられるように願ってる。
(ソンゲントジユウ/eastern youth)
⑪鈍感だったわたしも、50歳目前にして涙腺が弱くなったよネ。その曲を聴く度に泣きたくなる。別に歌詞が泣かせるわけでもない。多分、メロディと演奏が美しく、たくましいからだ。「わけわかんないけど泣ける」って小説をいつか書きたい。書けるようになりたい。
(えぴせし/吉田一郎不可触世界)
⑫ベースラインがカッコいい。でもギタリストはジョン・フルシアンテではない。そのことがずっとひっかかっていて、ジョンの復帰を待ち望んでいた。ごめんね、ジョシュ。ジョンが帰って来た今のレッチリではもうその曲はやらない、きっと。ほしいものを得るには何かを失わなくてはならないって言うよネ。ライブでは聴けないけど、ヘッドホンでジョシュに会いに行くよ。
(Dark Necessities/レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
⑬かつて犯罪者だった彼らの言葉に揺さぶられるのは、いけないことかも?! 今だって大麻を栽培して、密売しているかもしれなくて。今すぐ警察に捕まってもおかしくない純粋な悪。だからこそなのか、わたしは彼らから目も耳も離すことができない。先述したが芸術が滲み出る生き方をしたい。それは自然体に生きるということ?! それとも意図的に人とは違うことをやる?! よくわかんなくなっちゃった。挑戦は続く。
(BADS MONTAGE/舐達麻)
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