お前が正しい。

住人

好きで書いて何が悪い。苦しんで書くのが美徳なのか。お前の方こそ、古くて堅いアタマだな、くそったれ。
先月も書いたが、友人から「楽しく書くだなんてアマチュア。プロになろうと思うなら、世の中甘く見るんじゃない!」ってLINE越しに言われた。的外れな意見。相手にしたって火に油を注ぐだけだから、スルー。
でも、友人の言っていることは間違っていない。かつ、わたしも決して間違ってない。楽しくなくても、とてもとても辛くても、プロなら書かなくてはならない。読者/お客様が相手なんだから、それがプロフェッショナルってやつだよね。でも、それじゃあ、続かない。好きだから続くんだろ。どうせ小説なんて、ろくに読まれないんだから、自分の書きたいことを書けよ。
わたしは、どちらかといえば《文学》というジャンルに括られたくない。わたしを《人間》とは思ってほしくもない。《なかがわよしの》以外のナニモノでもない存在になりたい。「なかがわよしのって誰?」って質問をされた人が、言葉に詰まればいいと感じている。《作家》とか《小説家》を突き破って、その裏側の世界を見渡したい。ソコカラナニガミエルカ。多分、その惑星には誰もいない、わたしという存在以外は。
さっき《努力》と書いたけれど、極端に言えば、そんなものはまったく必要ないんじゃねえか、とか思う。好きで書けばいいじゃんかよ。好きに書けば楽じゃん。それと、先々月、Nintendo Switchの『リングフィットアドベンチャー』を今さら買ったんだけど、キツい!とか言いながらも、楽しいから毎日体動かしてますヨ。それと書くことの何が違うんだ。ゲームと文学を並列するな?! でも、もう一度言う、楽しくなけりゃ何事も続かないから、苦しんで書かなくたっていいんだヨ、あんぽんたん。
あえて書けば、わたしだって努力してないわけじゃない。人生の終わりまでの長い期間を走り続けるために、体力維持を怠らないし、睡眠には気を遣っている。寝ることは何よりも優先すべき。書くことはもちろん、家族とのコミュニケーションも二の次にして、睡眠、就寝、爆睡を。加えて一日一作家について勉強している。中学の国語便覧に載っている程度のことを学ぶくらいの低ハードルなことだが、続けることが大事! 文法についても学習しているわけだが、これがなかなか手強い。日本語って難しいんだなって改めて。感覚的に使っているだけなんだと露呈した。イチローさんがヒットにしたバッティングを分析できるように、わたしも理由を持って言葉を操りたい。そうそう、小説も戯曲もエッセイもコラムも正しい文法では書かねえよ。わざと間違えて書く。それがなかがわよしのらしさだと思うからさ。美しい日本語では他の人には勝てないし、でも、計算したデタラメさだったら、手練れですよ、わたしは。ついでに言えば、吸血鬼と弥生時代と呪術/祭りの関係を調査中。結構なお金の投資も厭わない。物価高で毎月の小遣いが4000円減しても、勉強代や取材費に投入。それらは努力っていうのかしら?! そりゃキツいけど、多分、楽しんでるから、半分、お遊びだよね。《お遊び》なんて書いたら、友人はさらに激昂するのだろうが。彼がこのコラムにたどり着いたら嬉しいな。反論待ってます。
でも、ナンパばっかしてる彼とは一線を画す。その友人よりも書いているし、わたしなりの方法で勉強してる。現実だって見えてるし、何より楽しんでいるんだ。つまり、わたしの文学は芸術。って高飛車だよなあ。でも、文学をぶち壊す覚悟で向き合ってる。それは楽しくない、苦難の連続だが、極論、楽しむのがプロフェッショナルじゃねえの?! 別にわかってもらえなくて結構だが。このコラムを以ていよいよ彼とは絶縁するわけで、惜しかったとは思うよ。でも、文学仲間じゃなんかなかったんだね、仲良し倶楽部の付き合いなんて蹴っ飛ばすよ。何度も書くけど、彼が間違ってるなんて思わない。わたしが間違えを認めないように、彼がそういうスタンスでも構わない。正義も正しさもないんだ。わたしかわたしじゃないかだろう? なのに「お前は間違ってる!」って言うのは、彼の存在を否定することになるからね。
《おどりば》では、怒ってばかりだな。普段は大人しくて温厚な性格なんですけど。誤解されてる、いろんな人に。でも、いい人でありたくないし、嫌われることを恐れて、書きたいことも書けなくなるのは嫌。もしかして、わたしの言葉で誰かを傷つけているかも? ってらしくないことを思ったりする夜もあるさ。でも、迷惑をかけないで生きることなんてできない。傷つけることを恐れていたら、前へ進めやしない。死んだら迷惑かけるし、逃げられない宿命だから、人に迷惑かけて、その分、人に感謝しよう。何回だって走り出せる。笑顔で、全速力で、かけてやるさ!

なかがわ よしの

生涯作家投身自殺希望。中の人はおじさん。早くおじいさんになりたい。

プロフィール

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。