ADHD -序-

住人

数年前まで、心療内科・精神科に通い、ADHDの治療薬であるコンサータを服用していた。ほかの薬も数々(精神的な不調が続いていたため)。

自分はADHDなのかどうか、結局のところ、わからない。病院できちんと診断したら、ADHDの傾向はそこまで大きくは見られないとのことだった。それでも、自分は仕事で本当に困っていた。不注意、意識散漫、衝動性。これらからくる仕事上のミス、先輩からの叱責、自己嫌悪。重くて、痛くて、辛かった。耐えていられなかった。

通院と服用生活をしばらく続けた後に、「もー いいや!!」となった。自分がADHDであっても、そうでなくても、メンヘラだとしても、どうでもいいやと開き直った。開き直ってからは、以前より仕事がうまくいくようになった。薬を飲むのも病院に行くのも、自己判断でやめた(本当はやってはいけないこと)。

薬を服用していた当時のように辛く感じることは、今はない。軽やかに日々を過ごしている。


「ADHD」という言葉は浸透してきているように感じる。「自分はADHDかも」と口にする人を、わりとよく見かける(生活範囲内およびSNS)。言葉を耳にし始めたのは、だいたい5年前からだろうか。アイキャッチ画像のパンフレットは、自分が初めてADHDのことで精神科を受診したときに、医者から受け取ったものである。発行は2015年。

ADHD
 A… attention
 D… deficit
 H… hyperactivity
 D… disorder

和訳は「注意欠陥多動性障害」。不注意さや多動性、衝動性を特徴とする「発達障害」に分類される。発達障害とは、生まれつき脳の発達が通常とは違っていること。

ADHDという言葉の浸透度に反して、上記のことをしっかり理解できている人は少ないように感じる。




んーーーーーー ごめんなさい、最後まで書きたかったけど、時間がないです。今回は書ききれないです。もうちょっと落ち着いてから、次回、考えたいです。

近況。記事を書いているのは6月23日。24日(つまり記事がアップされる日)から、新しい生活が始まります。過去の記事で書いたように、僕は仕事をやめたんですが、これから平日は学校(みたいなとこ)に通いつつ、転職活動も進めていくような、そういう生活を送ります。人生がゲームだとしたら、これから裏ステージに突入するような、そんな気分です。

改めて次回、ADHDについて考えます。すみません。書ききれなくて。でも、頭の中には、なんとなくあるんです。言いたいこと。それから、悩んでいる人に伝えたいことも。

立ち直るために一番大事だったのは何か、とか。そもそもADHDの症状はADHDでなくても出るし、どういう状況で出てきてしまうのか、とか。対策も書きたい。ほかにも、現代人はみんなのADHDの気質があるというか…. 現代の生活がつくりだしているものなのでは…とか。とにかく書きたいことがたくさんある。どこまで書けるかな。


あー 寝なきゃなぁ。。
とりあえず、裏ステージ いってきます!




今日の一曲:爆弾ジョニー 「唯一人」




ワタナベ

新潟県上越市生まれ。THEYELLOWMONKEYが好きです。

プロフィール

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  1. ゆうりゆうり

    あ、待って。同様の体験をしたことがあります。
    わたしかな?って思ってびっくりしました!
    わたしは「ADHD」でなく「うつ病」だったんですけど、「もういいや!ぱーーーーん!」ってなって、いきなり抗うつ剤も睡眠導入剤も飲むのやめて、通院もやめました。
    この弊害がいつ反ってくるのかわかりませんが、気合いで乗り切ってます。
    やっぱりナベさんの文章は引き込まれる。次回も楽しみにしています。

    • ワタナベワタナベ

      ゆうりさん、読んでくれてありがとう!! 自分の場合、結局は自分がどうしたいかって考えて、ずっとうじうじするのも嫌だなと思って、薬を飲むのやめちゃいました。ゆうりさんも似たような経験があるみたいですね。けっこう自分は精神的に弱いなと思っているし、今も立ち止まってしまうこともある。それでも、あのとき乗り切れたんだよなぁって、記事を書いているとき、いまゆうりさんへ返信を書いている時、改めて思い返せました。またなにかに悩むとき、ゆうりさんみたいに「もういいや!ぱーーーーん!」を自分も大事にしていきますね(本当に辛いときは休みましょう)。ありがとう!!