回避のための苦しさ

住人

知人が鬱になった。

転職してから仕事が忙しく、コロナで思うようにストレス発散できない毎日で、色々と積み重なったのだと思う。

最近増えている新型鬱というやつだ。

「鬱は風邪と同じ」

誰でもかかる。

悩んでいるのは本人で、苦しいのも本人。わかってはいても、一緒にいると、こちらも引きづられてしまうと、私も苦しくなる。でも、「苦しい」とは言えない。言ってはいけないと、余計苦しくなる。

「死にたい」と、「消えたい」と、口にする言葉に私もそんな気分になってくる。

その言葉になにを返せばいいのかも分からない。

死ぬことを選ぶことが一番最悪の結末。それを回避するためにできる限りの明るいことを言うけど、意味があるのだろうか。

鬱の症状は以前よりも認知されるようになってきて、努力とかそうゆう問題ではいこと知られてきた。

それでも、なった本人は自分を責める。そうじゃないのに。

私は何ができるだろう。

tsumiki

猫と旅行と食べることがすきな会社員。

プロフィール

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  1. keikei

    僕の母も3年くらい鬱で、入院して、薬まで飲んでいました。
    一時は自殺も考えたこともあるようです。
    今は、元気に仕事していますが。
    僕が大学で家を出て、父は仕事で単身赴任で、一人で家にいる時間が
    多くなり、生きがいをなくしたみたいです。
    理由は何であり、難しいですね。