RUNNING

ここ5年来、限りなく細く続いていることがある。
走ることだ。

きっかけは、当時の同僚にリレーマラソンに誘われたことだった。
あのときは、1.5キロを走るのがいっぱいだった。

その2年後、つまり3年前、初めてフルマラソンを走った。
正確には、半分くらい歩いた。

きっかけは、なんとなくやってみるかーという感じだった。
走れば何かを得られるかもしれないし、変わるかもしれないし、楽しいかもしれないし。
そんなノリだった。

練習は不定期。走る距離もバラバラ。
5キロでいいやーというときもあれば、
よっしゃいけるところまでいったるで!
なんてときもあった。
これが意外と、ハマったみたいだった。

その翌年、つまり2年前、同じ大会に出た。
前回出場時の記録を超えると意気込んでいたものの、30分くらいタイムが落ちた。
練習量の少なさと想定以上の気温とペース配分をガン無視した猪突猛進型で臨んだからだった。

その翌年、つまり昨年は、大会が開催されなかった。
まあ、コロナ禍にならずとも開催されない予定だった。
それにともない、走る回数も少なかった。
なんとなく、そのなんとなくがマイナスに傾いた。

ことし、やっぱり大会には出なかった。
しかし、来年1月に出ることにした。
今回は、ハーフマラソン。
練習可能量から予測しての決断だった。

大会に出るとなると、それなりに走りたくなるもので。
ここ数ヶ月、休みで好天で元気であれば走っている。
久しぶりに靴底を見たら、だいぶすり減っていた。

#
走ることに対して、よく言われる疑問にここでいくつかこたえてみよう。

走ると思考が整理されるのか。
→本当である。
だいたいの考えが消えてなくなっているか、自然にまとまっている。
そして、たとえ疲れても走って正解やったなと思っている。

走るときの音楽は何がよいのか。
→なんでもいい。一時期、斎藤一人さんや中谷彰宏さんの音声CDをききながら走っていたこともあった。
いまは、好きな音楽を中心に揃えている。
アドバイスとしては、”スイッチングできる曲”があるとよいことかな?
私の場合なにかって? 某サッカーチームのチャントですね。

走るときのペースはどのくらいがよいのか。
→自分で決めるのがよい。歩いたっていい。ボクもよく歩くし。歩いてまた走りたくなれば、走ればよい。

走る仲間はいるか。
→いない。いつもひとりだし、これからもひとりでいいかな。ただ、物理的にライバルがいた方がいい人は、そういう人をつくったほうがよいかも。

次はいつ走るのか。
→次の休みに気が向いたら。気が向かなかったら、その次の休み。

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走ったところでたどり着けないところがある。
走ったところでどうにもならないこともある。
けれども、走りださなくてはならない。
走りだしたくないときは、歩きだすか。

こんな歌詞があったよね。
「自分で動き出さなきゃ 何も起こらない夜に
 何かを叫んで 自分を壊せ!」
『WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~』 song by H Jungle with T

たぶん、あしたもきっと何かに向かって走るのだろう。


走るときには、交通ルールを守り、ご安全に!

のぶさん

鉄道とサッカー観戦と読書が好きで、常に何かと闘っているひと。

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